この記事ではバンダイスピリッツ製アクションフィギュア
「S.H.MonsterArts 青眼の白龍 (遊戯王) 」を簡単にレビューします。
■この製品は以下のような人にオススメ!
- 遊戯王関連のグッズを集めている人
- 「S.H.MonsterArts 青眼の白龍」フィギュアの可動具合が知りたい人
- かっこいいドラゴンのフィギュアを探している人
どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
「S.H.MonsterArts 青眼の白龍」のレビュー
外箱(パッケージ)
遊戯王を象徴するモンスター「青眼の白龍」がS.H.モンスターアーツ化!
発売元はバンダイスピリッツ。
S.H.MonsterArtsは同社のS.H.Figuartsで培われた可動技術を
『怪獣(モンスター)』にフィーチャーしたアクションフィギュアシリーズ。
関節や造形など、人物可動の技術を随所に感じ取ることができる。
価格は¥14,300(税込)!
立体化する怪物によって大きく価格が変動するシリーズなので
高いと感じるか安いと感じるかはあなた次第。
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続いてはフィギュア本体を見ていきましょう~
全身
注:筆者が所持するモデルは左羽が1枚なくなっています。
⇒原因はこちら
遊戯王のドラゴンといえば?という質問には
真っ先にこの「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」を回答する人が多いであろう
遊戯王を代表するドラゴン族通常モンスター。
フィギュアの全高は約220mm。
既にプラモデル等で立体化されているブルーアイズだが、
作中のカードポーズを再現できる本格的なアクションフィギュアは存在しなかった。
そういう意味でもファンにとって嬉しい製品かもしれない。
この記事で可動しない部位や注意点を押さえておくと
購入前の参考になると思いますので、是非ご一読くださいませ~
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まずは可動しない部位をご紹介~
可動しない部位
足の爪は関節が固定されているので動きません。
足裏と爪は微妙~に水平になっていないので
台座を使わずに自立させる場合は痒い所に手が届かない感じです。
手の爪は関節が使われていないためまったく動きません。
ここまで可動できるなら神でしたが、商品価格は爆上がりしてそう(笑。
次はこの製品の見どころです~
見どころ(プレビュー)
全身の色は「白」が強め。濃淡には青と銀が入り混じる。
パール塗装でツヤツヤ感もある。
ブルーアイズらしいドラゴンながら神秘的でイメージ通りな見た目。
「顎」と「舌」は上下に可動するので、口を開けるポーズもとれます!
目のまわり(シワのある付近)が銀色でモンスターらしい生肌感あり。
縦からみた頭部は大迫力!
ブルーアイズのモデルは”鮫(サメ)”なので、それっぽい怖さもありますね。
首の可動域。関節の位置調整が大変ですが、ほぼ自由自在!
青眼の白龍の独特なカードイラストを再現するためには
これくらいは曲がってもらわないといけませんね。
メーカーいわく、S.H.Figuartsで培われたボールジョイント。
関節のサイズは大きめ。
強度が必要な「手首」や「足首」に付いていて、
時間が経つとズレてポーズが変わってくることはなさそうです。
羽の付け根にもボールジョイント。
羽と胴体の距離がわりと短いので、胴体への干渉に気を付けましょう~
羽は4枚のパーツで構成されていて
真ん中の2枚はパーツ直差し。両端の2枚がボールジョイントで繋がっている。
可動域が大きく、ある程度想定できるポーズは取れる。
(※メーカー説明では身体前に羽を展開する”守備表示”ポーズもとれる!)
ただ、取り扱いに注意しないと筆者みたいに大変なことになる。
尻尾には隠れて見えないがボールジョイントが1個1個搭載されていて、
想定できる範囲でほぼストレスフリーな可動域が確保されている。
触った感じでは、先端だけ痒い所に手が届かない感じです。
こんなブルーアイズ見たことねぇ!?
可動フィギュアだからこそとれる変わったポーズ!
基本的にこの製品は「両足」と「尻尾」の3点が
地面に接していれば台座なしでも自立させることができます。
全身がトゲトゲなので、転倒させないように取り扱いに注意しましょう~
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続いては、この製品の取り扱いに関する注意点と修理方法をご紹介~
注意点
製品の品質管理は微~妙~ッ…!
細部までよ~く見ると購入直後の新品でも個体によっては汚れアリ。
汚れはまだ許すけどバリまである。こればっかりは運。
初期キズや初期汚れが顕著な場合は
パッケージ裏のサポートへ問い合わせすることも検討しましょう~
このレビュー記事用の画像を撮影するために色々動かしていたら
「パキッ!」と不穏な音が………
いとも簡単に左の羽が根本からポッキリ逝きました。
軽量化などの関係か?
無理に曲げて破損させないように気を付けましょう。
胴体はフィギュア本来のPVC素材と思われるので同じ感覚で扱うと痛い目をみます。
左右の羽ともに、中央の2枚がパーツ直差し+間隔が狭い構成になっているため
遊んでいるうちに羽へ予期せぬ負荷がかかっていたようです。ココ注意。
ちなみに筆者は「レビュー書くのやめようか…」と思うくらい
羽が折れてテンション下がりましたが、
同じように羽が折れてしまってお悩みの人のために修復法メモを残しておきます。
(※筆者の自己流修復法です。修復は自己責任でお願いします。)
”折れた羽の箇所”と”折れて埋まった関節”の中央に【PR】ピンバイスで穴をあける。
↓
埋まった関節はピンバイスで開けた穴と同じ口径の【PR】真鍮線を差して引っこ抜く。
↓
羽と関節に真鍮線を差して距離を調節。
真鍮線を切る。羽と関節を外す。
↓
真鍮線に【PR】瞬間接着剤をつけ、羽と関節に再度差す。(!接着剤の取り扱い注意)
↓
接着剤が乾いたらブルーアイズ本体に取り付けて修復完了!
筆者はこんな感じで修復しました。
羽の修復にはそれなりに手間と時間がかかってしまったので、
めんどくさかったら思い切ってもう一個買っちゃうのもアリです。
(※このレビューに使っている画像をよ~く見ると途中から左羽が復活しているのです(笑)
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付属品
粉砕!玉砕!大喝采~!!
…で、おなじみの「滅びの爆裂疾風弾」エフェクト。
組み立て式になっていて、パーツのツメはそれぞれ違う形状で組みやすい。
筆者が触った感じではパーツはポロポロ取れやすく感じる。(※個体差あり?)
空中を飛ぶポーズなど、浮遊感が必要な時に使う専用の台座。
これがちょっとなんともいえない使用感。
左右のアームはブルーアイズの「羽」を固定するために使うが、
説明書通りに設置しようとするとブルーアイズの脚がアームの邪魔をするし
なかなか支えの形通りに羽がおさまらない。
中央のアームはブルーアイズの「胴体」を固定するために使うが、
とるポーズによっては胴体との隙間ができてグラグラして不安定になるし
支えの形通りに胴体がおさまらない”場合がある”。
「滅びの爆裂疾風弾」エフェクトは口に直接取り付けることができない。
台座への固定がほぼ必須(手前以外のアームを外せばなんとかなる)となるので、
攻撃シーンを演出したい時は試行錯誤が必要だと思います。
その代わり見た目超カッコイイんですけどね!
さすが海馬社長の嫁。
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最後に:個人的な評価
総合評価:うっすら満足
ふははー!すごいぞー!かっこいいぞー!度:★★★★★★★★
パッケージ画像より青白い度:★★★★
可動域の広さ:★★★★★
【良かった点】
・姿形は紛れもなくブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン!似てない感ゼロ!
・見た目全振りなくらいのカッコよさ!
・「首」と「尻尾」の可動域が驚異的。想定しているポーズは大体とれる。
・「羽」と「胴体」も想定よりも大きく可動する。(ただし曲げすぎ注意)
・「口」も動くし、「舌」も動く。
・手の込んだ塗装。モンスターの感ある濃淡とツヤツヤした肌で美しい。。。
・メーカー価格が絶妙なライン。他のモンスターアーツだと2万超えてくるものもある。
【気になる点】
・関節を視認できない箇所が多く、動かす時にひっかかりを感じる事がある。
(反面、見た目に振っているってコト!)
・胴体が「PVC」素材、羽と手は「ABS(プラスチック)」素材
(※公式には明かされていないので、あくまで素材は筆者の推定)
事故を未然に防ぐなら部位によって取り扱い方を変えるよう意識しよう。
・なぜか中央2枚の羽だけ”関節直差し”。関節が密集してるのも良くない。
・体の分割線+初期汚れやキズなど、品質管理は微妙な印象を受ける。
・滅びの爆裂疾風弾エフェクトが頻度高めでポロポロとれる。(※個体差あり?)
・台座が専用のわりには痒い所に手が届かない。
あの「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」を自由に動かせるだけでも
遊戯王ファンにとってはありがたい!!
そして見た目が素晴らしいアクションフィギュアです!
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当ブログでは後日発売のS.H.MonsterArts
「真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラック・ドラゴン)」もレビューしています。
⇒「S.H.MonsterArts真紅眼の黒竜」のレビュー記事はこちら
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以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~