この記事ではスクウェア・エニックス製アクションフィギュア
ブリングアーツ「マリア・バルタザール&チュチュ(ゼノギアス)」を簡単にレビューします。
■この製品は以下のような人にオススメ!
- スクエニやゼノギアスのグッズを集めている人
- 「マリア&チュチュ」フィギュアの可動域が知りたい人
- PSの名作J-PRG発売当時の思い出にあらためて浸ってみたい人
どうも、すわるねこ(@RunekoHB)です~
プレイステーションの名作RPGゼノギアスから
マリア・バルタザールとチュチュが可動フィギュア化!
ファンにとっては嬉しい立体化ですね!
この記事は実際に入手したフィギュアを撮影していますが、
個体によって差が出ますので注意しながら記事をご覧ください~
「マリア・バルタザール&チュチュ」のレビュー
外箱(パッケージ)
行きましょう!ソラリスの………
ソラリスの……敵が、待ってる!
スクウェア時代の名作RPG「ゼノギアス」から
「マリア・バルタザール」と「チュチュ」が同時にアクションフィギュア化!
”ブリングアーツ”は現スクウェア・エニックスが展開する可動フィギュアシリーズ。
ゼノギアスはPS1時代のゲームなので、ファンにとっては待望の立体化となった。
価格は16,280円(税込)!なかなか強気なお値段設定です。
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続いてはフィギュア本体を見ていきましょう~
マリア・バルタザール
全身
空中国家シェバトの護衛を務める少女「マリア・バルタザール」
声優(CV)は渡邊典子(※当時の開発スタッフ)。年齢は13歳。
フィギュアのスケール(大きさ)は記載されていないが、
一般的な1/12スケールの可動フィギュアより、ひとまわり小さい大きさ。
キャラが13歳の少女なので小さいのは仕方ないと言える。
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続いてはこの製品の詳細を見ていきましょう~
表情パーツ
通常顔(デフォルト)
パッケージから見えるデフォルトの顔。
キャラクターデザイン田中久仁彦氏が描く
特徴的な目はそのままに上手く立体化されている。
マリアっぽさはしっかり表現されている顔パーツだが完璧とは言えない。
向かって右側の目と眉の位置がズレていて若干怪しく見える。(※個体差あり?)
笑顔
…あの、表情の選択肢が1個なくなってしまったんですが!
唯一の差し替え表情「笑顔」。何コレ…品質管理どうなってますのん…?
思わず”海賊品つかまされたか!?”と思って
パッケージ(外箱)を2度確認しましたが版権マークは本物。マジですか~!?
せっかくのマリアちゃんの笑顔が台無しです。これはひどい。
(※注意:個体差あるかもしれません)
次は可動域をみていきましょう~
可動域を調べよう
頭部
首(上下)の可動域はおよそ70度。
首(回転)の可動域は90度。
縦巻きの前髪が干渉するので可動域は制限される。無理には動かせない。
さらに前髪がひっかかると顔パーツごとポロポロとれる。(※個体差あり?)
首(左右)の可動域はおよそ70度。
画像を見てお分かりいただけると思いますが、
首の根本が太く、なおかつ固定なので自然な首をかしげるポーズは難しい。
ゴーグルと黄色いリボンがかわいい。
マリアのトレードマークのひとつ。塗装の品質はそんなによろしくはない。
この製品で唯一「おおーっ!」…と感心した要素。
3本の髪各部ともおおよそ90度の可動域があります。
腕などを可動させる際の干渉も防ぐことができます。
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肩と腕
両肩(上下)の可動域はおよそ170度。
両肩(回転)の可動域は360度。
前髪とスカートに少し干渉するくらいで、可動域は広め。
前髪で隠れるものの、基本的には肩関節がむき出しの状態。
一世代前の可動フィギュアのような完成度で関節にはバリが残っている。
上の画像にもしっかり写っています。
両ひじ(上下)の可動域はおよそ90度。
人型の可動フィギュアとしてはちょい広いくらいの可動域です。
両手首(上下)の可動域はおよそ90度。
関節パーツの〇印を目印にして、破損しないように慎重に動かしましょう。
差し替え用の手パーツは左右2種類(デフォルトあわせて3種類)。
強気な値段設定のわりに、選択肢が少ない。
価格的にはせめてもう1・2種類はないと割にあわないかもしれない。
腰
腰(回転)の可動域はおよそ20度。
前後に曲げることはできないので構造上ほぼ固定となる。
そして、新品開封時に
色移り防止のフィルムを外して、その後付け戻す作業が必要になるが…
これが難関。なかなか上手にはまらなくて苦戦することになる。(※個体差あり?)
筆者は10分くらい格闘してました。
力を込めすぎて指を痛めないよう気を付けましょう~
下半身
スカートは嬉しい2重構造。前と後ろの2枚が重なり合っている。
見た目は軟質素材っぽいけど軟質素材ではないので固い!なんでやねん。
後ろのスカートにはコピーライト表記あり。
一世代前の可動フィギュアでよくみられた例のヤツ。
理想としては裏地にコピーライトを表記してほしかったところ。
(※白地に黒印字をしなかったぶんコレよりマシかもしれない)
両足(前後)の可動域はおよそ80度。
実際に動かしてみれば理解できると思うのですが
腰がほぼ固定なので、思ったほど可動域が広がらず
2重スカートの恩恵がほとんど得られない。
基本的にスカートに干渉するあたりが限界域です。
両ひざ(前後)の可動域はおよそ120度。
めちゃめちゃ曲がるのでヒザ立ちも余裕です。
両足首(前後)の可動域はおよそ90度。
まわりに干渉するものがないので自由に動かせます。
キャラクターはめっちゃ可愛いのに、品質が製品の足を引っ張っている。
褒める所を見つけたいんだけど惜しい箇所が多すぎて褒めにくい。
(ウソついたらレビューにもならないし…なんなら筆者は身銭切ってるし…)
今後発売される魅力的なキャラクター達のブリングアーツも
このクオリティのまま発売が続くのかと思うとゾッとするので
スクエニキャラファンや可動フィギュアファンの皆さんのためにも
品質管理は一度見直してほしいなぁと思う次第です。
…というわけで、むりやりにでも褒めポイント見つけました!
ゼプツェンの頭に乗る時に重要な靴裏がしっかり塗装されている。以上!
ドット絵でしか見ることのできなかったマリアのパンツ!
女性の可動フィギュア化で一番恩恵が大きい部分ですね!
名曲が流れる中、走るシーンと共にチラっと見えていたマリアのドット絵パンツ。
当然フィギュアなのでドット絵ではありません!
ウチは全年齢向けのブログなのでしっかりお見せできませんが…
気になる人は是非お手に取って確認していただきたいところ。
一言で例えると”妙に生々しい”…と言ったところでしょうか(笑。
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続いてはチュチュのレビューですよ~
チュチュ
全身
なんだ、天文学的なほどに
知能レベルの低そうなこの下等生物は……?
(by.悪ニコラ)
ウーキィ族の「チュチュ」
声優(CV)は渡辺久美子。学術名は『ドテスカチュチュポリン』
アハツェンとの戦闘では巨大化(※本来の姿)して大活躍でしたが、
この製品では巨大化はしませんよ!(当たり前。
フィギュアのスケール(大きさ)はわからないが、全高は大体マリアの腰位置くらい。
チュチュの後頭部にコピーライト表記あり。
マリアと同じく塗装の品質がイマイチ。
(※筆者の個体では右手に糊跡がビッチリ付いていました。。。
可動域を調べよう
頭部
頭部(回転)の可動域はおよそ180度。
途中で引っかかる感触があるので無理に回転させることはできなそう。
特に顎下あたりが他の箇所に干渉するので
なるべくフィギュアにダメージを与えないように動かしましょう。
足
両足(上下)の可動域はおよそ80度。
両足(回転)の可動域は360度。
ほぼ水平まで足があがるので、
公式ページの説明とおり座ったポーズも可能です。
足の角度を変えることができるので、調整すればチュチュだけで自立が可能です!
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最後に:個人的な評価
総合評価:並
かわいらしさ:★★★★★★★★★★
可動域:★★★
品質:★★
【良かった点】
・13歳らしく、小さくてかわいい。(フィギュアサイズも小柄)
・腕と足の可動域が広い。
・造形が良い。特に少女らしさが伝わるボディライン。
・縦ロールの後髪が3つ全部可動できて便利。
・「マリア」と「チュチュ」で1セットなのでお得感がある。
【気になる点】
・製品の品質管理がイマイチ。
・前髪がひっかかると顔パーツごとポロポロとれる。
・可動フィギュアの構造が一昔前のレベル。
・腰がほぼ固定で動かないので、2重スカートの恩恵が薄い。
・目立たない位置ではあるが、コピーライト表記がある。
・価格のわりに少なすぎる表情パーツと差し替え用の手。
・待ち受ける新品開封時の難関。上手くいかないと指痛める。(※個体差あり?)
・顔パーツのアイプリントが海賊版品質で使う気すら起こらない。(※個体差あり?)
・商品価格が強気。(※個人の感想:製品クオリティと釣り合っていない価格設定)
色々言ってしまいましたが、アンチとかではないのでそこは絶対に誤解無きよう。
きっちり身銭切ってレビュー記事を作成していますのでご理解くださいませ。
ご不快になってしまわれたら申し訳ありませんです。
神キャラデザと造形により、小さくてかわいい仕上がりになった可動フィギュア。
本当に見た目は良いのよ!見た目はね!!(念押し。
貴重なゼノギアスキャラクターの立体化はファンにとって嬉しいもの!
気になっている方は是非ご購入を検討くださいませ~
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ちなみにこのブログの主、
すわるねこ (@suwaruneko)は絵描いたりしてますので
自身のイラストサイトも運営しております!ご興味ありましたら是非~