この記事ではバンダイスピリッツ製アクションフィギュア
「S.H.Figuarts ノワール(SYNDUALITY Noir)」を簡単にレビューします。
■この製品は以下のような人にオススメ!
- SYNDUALITY関連のグッズを集めている人
- 「S.H.Figuarts ノワール」フィギュアの可動域が知りたい人
- ミステリアスな美少女アクションフィギュアを探している人
どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
「S.H.Figuarts ノワール」のレビュー
外箱(パッケージ)
今度は…私があなたを楽園にお連れします…。
「SYNDUALITY(シンデュアリティ)」シリーズから
謎まみれのメイガス「ノワール」がアクションフィギュア化!
(※メイガス…見た目は人とほぼ同じ人類双対思考型AI搭載ヒューマノイドのこと)
”SYNDUALITY Noir (シンデュアリティ・ノワール)”はそのタイトル名のとおり
ノワールをキーキャラクターとしたSF作品。
2023年7月からアニメ第1期が放送された。(アニメ2期も2024年放送予定)
劇中ではクレイドルコフィンと呼ばれるロボットの活躍に定評がある。
価格は9,350円(税込)!そこそこ良いお値段です。
パッケージは毎度のことながらS.H.Figuartsは持ち運びがしやすく小さい。
製品の評判については後述しますね~
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続いてはフィギュア本体を見ていきましょう~
全身
SYNDUALITY Noirの主人公カナタの愛機デイジーオーガに搭乗する「ノワール」。
見た目のとおりミステリアスなキャラクター。黒くなったりもする。
(有名作品で例えるとエヴァンゲリオンの綾波レイみたいな感じ)
フィギュアの全高は約145mm。
他のS.H.Figuartsシリーズと並べても違和感のないスケール(大きさ)です。
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表情パーツ
顔パーツはデフォルト含めて4種類が用意されている。
基本が無表情なキャラクターなので、「よくぞ3種類付けてくれた!」といった感じ。
(同価格帯可動フィギュアと比較しても”普通”。遊ぶのには困らない数。)
全体の造形がアニメキャラでよくある”まるっとした感じ”ではなく
リアル寄りに近いことに加え、肌が白いのでちょっと怖い印象を受ける。
”メイガス”なので、それはそれで解釈一致なのかもしれない。
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可動域
頭部と首
ノワールの後頭部に接続する「後髪」。
専用関節ではなく、パーツ直差しなので
破損や摩耗などの取り扱いに気を付けて遊びましょう~
後髪(上下左右)の可動域はおよそ30度。
メッチャ動きそうに見えますが、
軸が周りの髪と干渉するのでお気持ち程度に考えた方が良さそうです。
首の関節は2箇所ありますが、まずは「上」のほう。
頭部(上下)の可動域はおよそ60度。
頭部(回転)の可動域は360度。
もし首を回転させる場合は長髪を一度外しましょう。
頭部(左右)の可動域はおよそ50度。
横髪が黒い衣装にちょい干渉する程度です。
首の関節は2箇所ありますが、次は「下」のほう。
首下部(前後)の可動域はおよそ40度。
首下部(左右)の可動域はおよそ40度。
首元の三角は”ナブラ”と呼ばれる逆三角形型端子だそうです。
決して塗料ハネや塗りミスではないのでサポートに怒りの突撃しないようにね!
あと、アニメキャラでは珍しく首の造形がリアル寄りなので彫りが見える。
造形においては人によって好みが分かれるだろう。
首周りに干渉部位がない最近のS.H.figuartsは首の可動域が大幅に向上していますね。
後頭部の長髪で最近レビューした「S.H.Figuarts 芹沢あさひ」には劣るが、
同じ「S.H.Figuarts」のウマ娘シリーズよりも高い可動域といった印象。
胸
胸部はS.H.Figuartsでおなじみの球体軸。
体の中にあるこの軸が製品の要。わりとしっかりくっつきます。
胸部(左右)の可動域はおよそ45度。
腰下にジャケットを背負っていますが、特に干渉することもなさそうです。
胸部(前後)の可動域はおよそ45度。
真ん中を中心に前後均一に曲がるイメージです。
肩と腕
この製品には関節で空いたボディラインを補完できるように
別パーツが入っています。
場合によっては引っかかったりするので上手く扱うのが難しい箇所です。
写真では確認しづらいですが、
造形がリアル寄りなので肩にも筋肉っぽい凹凸が見られます。
不気味ゆえにミステリアス!
まずは”ジャケットを着た姿”から調べていきます。
両肩(上下)の可動域はおよそ130度。
両肩(回転)の可動域は360度。
両ひじ(上下)の可動域はおよそ90度。
ジャケットを着けているぶん腕が重くなるわけですが、
時間が経つごとに腕が下がるなんてことはなく
ちゃんとポーズを維持できます。
両手首(上下)の可動域はおよそ90度。
ジャケットの口径が意外と狭く、手首パーツを付け替える時のミスで
軸を中へ折りたたんでしまうと復旧にちょい苦戦します。(※筆者は1回発生しました)
もしそうなった場合は、細いモノを使って軸を折り戻してあげると良いです(笑。
ジャケットの袖は45度ほどですが回転します。
パッと見ただけでは分かりづらいので、気付かない人も多いかもしれません。
ちなみにお気持ち程度の可動域でジャケット上部の2枚の襟も動きます。
続いては”ジャケットを脱いだ姿”を調べていきます。
ノースリーブ両肩(上下)の可動域はおよそ160度。
ノースリーブ両肩(回転)の可動域は360度。
可動域をジャマするものがないので、ほぼ自由自在といっても過言はないでしょう。
ノースリーブ両ひじ(上下)の可動域はおよそ110度。
こちらも同じく、干渉するものが周りにありません。ほぼ自由自在。
ノースリーブ両手首(上下)の可動域はおよそ110度。
ジャケットの袖がなくなったことで可動域が大幅に上がりました。
付属品の手首は左右(基本)が各4種類(※デフォルト含めると5種類)。
右手専用として”トイカメラを持った手”が用意されています!
他の可動フィギュアと遊ぶ時に変な使い方ができそう(ゲス顔。
腰
スカートは前と後ろに1枚ずつ。
軟質素材で造られているので、脚の可動域の妨げにはなりません。
腰(前後)の可動域はおよそ30度。
腰(ひねり)の可動域はほぼゼロ。(※わずかに動く)
固定されているように見えるが、前後にはしっかり動く。
しかし白い衣装で覆われているのには変わりないので、
腰の可動域は”あるけどない”みたいな感覚で覚えておいた方がよいでしょう。
黒いジャケットを接続する場合は、腰の穴へ専用関節を差し込みます。
背中のジャケットは軟質素材でできているので…
上の写真みたいに、軟質素材である点を活かして
ジャケットを広げるみたいなポーズもとれます。
(ただし、ジャケットは元の形状に戻ろうとするので結構むずかしい)
あと、購入前の予備知識として知っていただきたいのですが…
白色フィギュアの宿命、”色写り”があります!
白地が黒っぽく変色していますね。
筆者は新品開封直後にこのレビュー記事を作成しているので
ま~ったく遊んでいません!
おそらくパッケージ(箱)の中で色写りしてしまったのでしょう。
フィギュアの色写り対策は新品のねり消しなどで軽~くこすると
よごれがとれる場合があります。
ただし、各自の自己責任で試行錯誤してみてください。
下半身
両足(前後)の可動域は左右各約110度。
両足(左右)の可動域は左右各約40度。
前方向には足が上がるが、後ろ方向と横方向は苦手みたいな感じ。
両太ももは取り外し可能!
360度回転させることができるので、ポージングにも便利です。
両ひざ(前後)の可動域は左右各約100度。
曲がる。
腰ジャケットのベルトが地面と干渉しますが、ヒザ立ちも可能でした。
両足首(上下)の可動域は左右各約90度。
特に干渉するものがないので不自由はなさそうです。
両つま先(上下)の可動域は左右各約130度。
後ろ方向にメチャメチャ曲がります。
可動域広いけど「実用性あるんか?ないんか?」…うん、微妙!(※個人の感想です。
というわけで、「S.H.Figuarts ノワール(SYNDUALITY Noir)」の可動域でした。
塗装の品質はいつものS.H.Figuartsといったところで
無難な感じに仕上がってますが、衣装の細やかなワンポイント塗装が良いです♪
ジャケットの着脱もユーザーごとに選べるので
選択肢のある可動フィギュアをお探しの方は是非購入を検討してみては?
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続いては、付属品のご紹介~
アクションベース(台座)
可動フィギュア初心者にも優しいアクションベース(台座)付き!
他フィギュアにも応用できるので1個持っておくだけでも重宝しますよ~
最後に:個人的な評価
総合評価:やや満足
ポンコツメイガス度:★★★★★★★★★★
適正価格度:★★★★
可動域の広さ:★★★★
【良かった点】
・”ジャケットを着た姿”と”ジャケットを外した姿”の2種類を選択できる。
・背中のジャケットが軟質素材なので可動の邪魔をしにくい。
・ヒザ立ちが可能。(ただし、腰ジャケットのベルトは地面と干渉する)
・スーツの銀色やジャケットのオレンジなど、ちょこっと塗装がぬかりない。
・無表情なキャラクターなのに、よくぞ顔パーツを用意できた…!
・首まわりの可動域がS.H.Figuartsでは大きい部類に入る。
・良い意味でミステリアスさがある見た目。
【気になる点】
・肌が白い。人によって好みが分かれそう。(※でもキャライメージどおりではある)
・アニメキャラにしては造形がリアル寄り。”怖い”と感じる人もいるかも。
・購入時には白地への色写りチェックや対策が必要。
・長髪が関節・可動域ともにちょい不便な造り。
・税込み1万円近いメーカー価格だが、満足度は微ッ妙~ゥなところ。(※個人の感想です)
製品的に良いフィギュアなのは間違いない一品。
…なんですが、なぜか不気味に感じてしまう見た目(かわいい感じではない)や
アニメ1期の評判と相まって色々と惜しい不思議な可動フィギュア。
なので、製品だけをみてアピールをするなら
ミステリアスな美少女可動フィギュアを探している方へオススメ!です。
ちなみに当レビュー記事執筆時点では
各通販サイト”定価の40%OFF”くらいで新品が購入できます。
普通に良いフィギュアなので、購入を検討されている方はお早いうちに!
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以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~