
まずは結論:競馬ブームを起こしたオグリキャップがウマ娘可動フィギュアに!
かわいいのにかっこいい!女性的でスタイリッシュな造形が高評価。
胴体構造も見直されていますよ!
この記事ではバンダイスピリッツ製
「S.H.Figuartsオグリキャップ(ウマ娘)」フィギュアを簡単にレビューします。
この衣装は目印だ。
遠く離れた人たちも私を一目で見つけられる。
だからこそ、活躍しないとな。
- S.H.Figuartsオグリキャップの購入を検討中なので、レビューを読んで判断したいぜ!
- S.H.Figuartsオグリキャップの可動域が知りたいぜ!
- 欲しいけど買い逃しちゃった!再販あるの?どこで買えるの?
…といった方のお悩みを解決するための記事です。しばしお付き合いを~

どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
S.H.Figuartsオグリキャップのレビュー
外箱(パッケージ)



ウマ娘プリティーダービーシリーズでは5体目の発売となるS.H.Figuarts。
今回はスペシャルウィークやトウカイテイオーのような一般販売はなく、
魂ウェブ商店製品を取り扱うショッピングサイトで受注販売された製品。
(※簡単に言うと「メーカー公認店で買ってね」みたいな感じ)
S.H.Figuarts製品でよくある、スリムな小ささで持ち運びしやすいパッケージ。
この製品は小ささのわりに、押さえて欲しい付属品がしっかり付いてきます!
付属品については後述しますね~
全身




まずは腹ごしらえだな!!
…と筆者がメシ食いすぎてお腹が出たところで、このフィギュアのレビューです。
第2次競馬ブームの立役者、オグリキャップが可愛らしく大食いな女の子に!
白いセーラー服をベースに実際の勝負服をモチーフとした黄菱山形の装飾が特徴的。
地方より来る葦毛の怪物ウマ娘が見事な立体化です!
フェイスパーツ(表情)

※公式説明にフェイスパーツの名称がないのでアルファベット表記にしています。
A顔(左:デフォルト)
パッケージからお目見えしている通常の顔。
目元まわりの線がオレンジ色になっているので肌に馴染んでマイルドな印象に。
オグリの顔イメージがよく表現されていて、特に「コレジャナイ感」は感じません。
B顔(右)
真面目な顔。
キャラクター的にカワイイとカッコイイの両面を見せてくれるオグリなので、
こういった中間的な表情パーツを用意してくれているのが良いですね♪

C顔(左)
ウマ娘でおなじみ「コメくいてー」顔。
うまぴょい伝説のシーンを再現するためには必要不可欠なパーツ!
もはやメーカー問わず、
ウマ娘の可動フィギュアに欠かせない表情パーツになりましたね~
D顔(右)
明るい笑顔。
目の前に大量の食事でもあるのでしょうか、パアッと明るい表情が良いですね♪
大きくあいたお口がかわいい。

E顔
目閉じ顔。
悲しいといった感じではなく、悩んでいる・困っている表情に近いですね。
続いては可動域を見ていきましょう~
可動域を調べる
首(顎下)

首(顎下:左右)の可動範囲はおよそ20~40度。
大きめの前髪が衣装と干渉しますが、前髪が軟式素材になっているので特に問題なし!

首(顎下:上下)の可動範囲はおよそ10~20度。
可動域が広いわけではないので真上を見上げることはできないと思います。
首(付け根)

首(付け根:前後)の可動範囲はおよそ10~20度。
首(付け根:左右)はわずかに動く程度。
わずかですが、「前後」に首を動かせます。
「左右」は服と干渉するので動かせないと思っていただけるとよろしいかと。
頭部(髪)

後髪の根本は直差しではなく、きちんと関節パーツが使用されています。
ポーズを付ける時に重力で髪がズレ下がってくる心配はありませんね!

両髪(上下)の可動範囲はおよそ70度。
ある程度横回転が可能で、髪の向きを変化させることができます!
ポーズをとる時は無理な曲げ方をして関節を破損させないよう気をつけましょう~

キャラクターデザイン的に仕方ないトコロではありますが!
胸部

胸部(前後左右)の可動範囲はおよそ10~20度。
服に隠れていて見づらいですが、胸の下にちゃんと1箇所関節があります。
可動域は小さめ。
※胸部は360度回転(ひねり)させることができます。
複雑なポーズをとらせる時に便利です。
腕

両肩(上下)の可動範囲は約90度くらい。
飛び出たセーラー服が干渉するので、真上に手をあげることはできなさそう。
ウマ娘の可動フィギュアにしては珍しく可動範囲が狭い。
腕を上げる時はそのまま動かすのではなく、ひねって持ち上げる感じにすると良いでしょう~

両ひじ(上下)の可動範囲は約90~100度くらい。
干渉するものが何もないので、わりとしっかり曲げることができます。
耳

両耳はちょっとだけ表情を付けることができます。
この耳は取り外しが可能です。
表情をつける時はちょっとナナメにひねるのがコツ。
耳は頭部に直差しなので、削ってしまわないよう取り扱いに気を付けましょう~
腰

上着の白いコートと下の青いスカートは前後で別々のパーツに分かれている。
前後パーツがパカっと開くので、ポーズをとる時の自由度が上がります。

※胴体構造が見直され、腰関節は「上部」と「下部」2箇所あります。
服に隠れて説明が超むずかしいのであわせて記載します。
腰部(前後)の可動範囲はおよそ70~80度。(※画像では「上部関節のみ」曲げています)
服とスカートが軟質素材になっているので、干渉が気になりにくいです。
ムチャすれば90度くらいまで可動範囲を広げることができます。
過去のS.H.Figuartsウマ娘シリーズからの大きな改善点ですね!

※腰部は360度回転(ひねり)させることができます。
ただし、最初は固いので徐々に慣らす感じで動かしていくと回転させることができます。

オグリキャップの勝負服は腰に”白い謎のヒモ”があります。
下着のものととらえるか衣装の装飾ととらえるかはアナタ次第!(笑。
普段は隠れて見えにくい箇所なのでウチの個体の塗装は荒かったです。

しっぽは青いスカート(お尻)に差すのではなく、上着の白いコートに差します。
(※位置はお尻のちょっと上あたり)
パーツ直差しになっているので、触ってみた感じ位置固定が難しい。
しっぽを上げたポーズをとらせても重力で徐々に降りてきます(個体差あり?
脚

両股関節の前後の可動範囲は約160度くらい。
スカートが軟質素材になっているので、ある程度がんばって広げることが可能です。
ウマ娘は走るポーズをとれることが重要なのでこれくらいは動いてもらわないと!

両ひざの前後の可動範囲は約90~100度くらい。
わりとしっかり後ろ方向に曲がってくれます。

腰位置の調整が必要ですが、ひざ立ちくらいなら可能です!やったね!

両足首(前後)の可動範囲は約80度くらい。
他のS.H.Figuartsウマ娘に比べると曲がらない部類ですが、
これくらいでも特に問題なさそう。(そりゃ曲がった方が良いけど…)

両つま先の前後の可動範囲は約40度くらい。
踏みしめる時のポージングに使いそうなので曲がってくれた方が良いですね。

靴裏にはウマ娘らしく「蹄鉄」がしっかり付いていて塗装もされています。
ウマ娘ごとに蹄鉄のデザインが違います。細かいですね~
次は付属品(小物類)を見ていきましょう~
付属品(小物)
「S.H.Figuarts オグリキャップ」には
- 交換用左手首2種、交換用右手首5種
- 交換用表情パーツ4種(+基本顔1種)
- エフェクトパーツ
- S.H.Figuarts用台座一式
以上の付属品が付いてきます。
なのに、過去に発売されたウマ娘Figuartsと大体同じお値段♪
コロナウイルスの影響で生産コストが上がったくらいの製品ではありますが、
凄くお得な感じがありますね~企業努力?
交換用手首パーツ

左手の種類が少ないかわりに、右手の種類が豊富。
個別のブリスターとして外せて使えるので便利♪
エフェクトパーツ

スキル発動をイメージした「エフェクトパーツ」付き!
公式説明によるとレース再現がもっと楽しくなる!…とのこと。
さっそく使ってみましょう!!

スマン、
(筆者の)技量が足らんかった。
他のウマ娘可動フィギュアと比較
S.H.Figuartsウマ娘シリーズと比較
※比較対象はすわるねこ(筆者)が所持しているウマ娘可動フィギュアのみです。

所持している「S.H.Figuartsサイレンススズカ」と比べてみました。
同じS.H.Figuartsウマ娘シリーズなので並べても違和感はありませんね。

・オグリキャップの身長(ゲーム内設定) … 167cm
・サイレンススズカの身長(ゲーム内設定) … 161cm
二人の身長差(設定)は「6cm」ですが
フィギュアの実物を見た限りだと、しっかりオグリキャップの方が身長が高い。
なので、設定に忠実な感じがしますね。
(※上の画像では若干スズカさんの位置を手前で置くミスしちゃってますが、結局オグリの方が高いです)
⇒比較に使用したS.H.Figuartsサイレンススズカのレビューは下のリンクから。
figmaウマ娘シリーズと比較
※比較対象はすわるねこ(筆者)が所持しているウマ娘可動フィギュアのみです。

所持している「figmaメジロマックイーン」と比べてみました。
メーカーが違うウマ娘シリーズの可動フィギュアです。
見た目はほとんど違和感がありませんね。

・オグリキャップの身長(ゲーム内設定) … 167cm
・メジロマックイーンの身長(ゲーム内設定) … 159cm
二人の身長差(設定)はスズカさんの時よりもさらに大きい「8cm」ですが、
フィギュアの実物を見る限りだと明らかに同じくらいの身長。
ということで、メーカーによって多少スケールに違いが出てました。
この部分はライバル会社ってこともあるのでやっぱり仕方ないかと!
(※ちなみに台座床の高さが”ほぼ一緒”なのも確認しています)
⇒比較に使用したfigmaメジロマックイーンのレビューは下のリンクから。
最後に:個人的な評価

総合評価:満足♪
造形(見た目):★★★★
腹ペコ度:★★★★★★★★★★
可動域の広さ:★★★★
【良かった点】
・かわいい…そしてかっこいい。両方の良さを持つ良い可動フィギュア。
・過去のS.H.Figuartsウマ娘シリーズと比較して
胴体の構造が見直され、さらにパーツが取れにくくなった。特に腰。
(※注:改善されているだけで、”取れない”というわけではない)
・スカートや前髪などに軟質素材を使用し、ポージング中のパーツ干渉が気になりにくい。
・用意されているフェイスパーツの数が多い!なんならエフェクトパーツまで付いてくる。
・手に取りやすい価格が良い♪
【気になった点】
・デコマスの見た目そのまんまを期待すると肩透かしをくらうかも?
・一部パーツのゲート処理が荒い。(膝横の凹・尻尾の凸・腕の凹等)
(塗装はしっかりした品質だったので、パーツ生産の時に原因(?)があるのかもしれない。知らんけど。)
・尻尾が腰へ直繋ぎなのでポロポロ取れやすく、紛失や個体差が心配。
・”アホ毛”の取り扱いに気を付けないと根本からポッキリ折れるかも。

とはいえ、軟質素材を使用したスカートや髪など可動域への配慮が素晴らしく
胴体の構造も見直されたのでパーツが取れにくくなりました。
フィギュアで遊ぶユーザーへの細かい配慮があるのもポイントが高いと思います!
十分に満足できる”完璧まであと一歩”といった評価です。
(※あくまで個人の感想です。)
来月には「S.H.Figuartsタマモクロス」も発売を控えています!(※発売しました)
⇒S.H.Figuartsタマモクロスのレビュー記事は下のリンクから
ウマ娘フィギュア関連記事
同じウマ娘シリーズ、S.H.Figuartsライスシャワーのレビュー記事です。
比較の参考記事としてご活用ください。
プライズフィギュアのマチカネタンホイザ(学園制服)!
筆者がマチカネタンホイザ大好きなのでつい入手してしまいました。

以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~