
この記事ではバンダイスピリッツ製
「S.H.Figuarts緋村剣心(るろうに剣心)」可動フィギュアを簡単にレビューします。
- 「緋村剣心」可動フィギュアのレビューを見て購入を判断したいぜ!
- このフィギュアの”良いところ”と”オススメポイント”を教えて!
- このフィギュアの”気になるところ”と”筆者の評価”を正直に教えて!
…といった方のお悩みを解決するための記事です。しばしお付き合いを~

どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
「S.H.Figuarts緋村剣心」可動フィギュアのレビュー
全身


『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』より主人公の
「緋村剣心」が令和の技術により可動フィギュア化!
2023年7月の新作TVアニメ放送にあわせて
「斎藤一(PR)」「四乃森蒼紫(PR)」のS.H.Figuarts化も決定している。
原作者・和月伸宏先生による監修が入っている可動フィギュアなので、
「るろうに剣心」ファンは購入しておいて良いだろう。
メーカー価格は\7,480円(税込)。
クオリティや再現度などから、筆者は適正価格だと思っています。
理由は後述しますね~
まずはフィギュアの見どころをご紹介~
プレビュー

交換用の表情パーツは4種類。(デフォルト含めると5種類)
顔の再現は2023年7月の新作TVアニメ版が基準となっている。
若干、左右のアイプリントにズレが発生しているものの、
価格のわりに喜・怒・楽と豊富なバリエーションが用意されている。

後頭部の結び目は可動するようになっていて
ある程度の髪の流れが表現できる。

首と胸部は別パーツになっているため可動する。
衣服などに干渉することがないので、首まわりの可動がノンストレス。

フィギュア本体の腰は取り外すことができる。
付属品の腰帯が2種類用意されているため、
腰帯を付け替える度に腰を外す工程が必要となる。
⇒2種類の腰帯についての詳細はこちら

武器の”逆刃刀”は「鞘あり」と「抜刀状態」の2種類が付属。

「鞘あり」の逆刃刀は腰帯に専用のダボがついている。

・ダボ付きの腰帯(画像右側)
・ダボなしの腰帯(画像左側)
上記2種類の腰帯が付属しているため、
ユーザーはシーンにあわせた腰帯を選択することができる。
⇒腰帯の取り付け方についての詳細はこちら

腰帯には軟質素材が使用されているため、
基本的には股関節の可動のジャマをしにくい。(※パーツの干渉はある)

見た目からある程度想定できるが、
股関節の可動は”そこそこ”といったところ。水平には開かない。

”ひざ”の関節は袴用の専用関節が使用されている。
可動域はおよそ90度。サイズが大きく安定したポーズ付けが可能だ。
⇒ひざ関節の恩恵についての詳細はこちら

交換用手首は左が4種、右が3種類用意されている。
1種類多い左手は鞘を持つための専用パーツだ。
⇒鞘を持つ手についての詳細はこちら

袴から出た”足”は別パーツになっている。
単独での自立が安定しないと思いきや、しっかり安定する。
遊ぶ場合はポーズがとりやすいため、痒い所に手が届く感じだ。
⇒自立についての詳細はこちら
続いては、この製品の「良いところ」「気になるところ」
「賛否両論点」を見ていこう。
「賛否両論」なところ
見た目が人を選ぶ

可動フィギュアゆえのお悩み。
袴は可動させるために各部がバーツ分けされている。
どうしても分割線まみれになってしまうため、
見た目がイマイチと感じる人も多く、人を選ぶ製品なのは間違いない。

この製品は布製品を使用するドールなどではなく、可動フィギュア。
後述しますが、袴が大きく単独での自立も安定しやすいため
上の画像を見て特に気にならない人は購入に踏み切って良いと思います。
「良い」ところ
腕の可動箇所が多い

和装のS.H.Figuartsにしては、腕の可動箇所が多い。
(※画像内の緑丸が可動する箇所)
関節も緋村剣心専用の造形になっていて、
実際に触ってみた感じ可動に融通が利くため、ポーズがとりやすい。
なんなら”袖の中にある腕”まで可動する。

特にわかりやすいのが、二の腕。
横方向に回転するのでわざわざ腕の角度を調節しなくて良いのが嬉しい。

腕を垂直に上げたい場合は肩関節を後ろ方向からまわすと良い。
!前方向から動かそうとしても造形上、腕が途中でひっかかる。
購入前にはぜひ覚えておきたいポイントだ。
”逆刃刀”は鞘が取り外せる

武器の”逆刃刀”は「抜き」と「鞘あり」の2種類が付属しているため
勘違いしやすいのだが、「鞘あり」の方は鞘だけ取り外しが可能。
~で、なぜこの仕様が良いところなのかと言うと…

鞘を使用する技が再現可能ってコト!
片手に鞘を持たせ、もう片手に逆刃刀(抜き)を持たせるポーズが可能なのだ!
もし、鞘が外せない仕様ならこの製品の評価は一気に落ちていたと思う。
原作技の再現がしにくい可動フィギュアってイヤだもんね。
メーカーさん実にグッジョブである。
単独で自立させやすい

この製品は足まわりの造形が太く、ひざの関節が安定する。
上の画像を見てもらえれば理解しやすいと思うが、
足を曲げたポーズにもかかわらず台座を一切使っていない。
(※台座=アクションベース(PR)のこと)
つまり、フィギュア単独で自立させやすい製品ということだ。
!この製品はアクションベース(PR)が付属していません。
別売りのため、購入前に用意が必要です。
もちろん重心が安定しないポーズはアクションベース(PR)が必須になります。
「台座は必要ない」と勘違いはしないように。
和装キャラや少年ジャンプキャラと相性抜群♪

「緋村剣心」は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画キャラクター。
当然、週刊少年ジャンプキャラと相性が良い。
「S.H.Figuarts孫悟空(PR)」や「S.H.Figuartsモンキー・D・ルフィ(PR)」
「S.H.Figuarts浦飯幽助(PR)」や「S.H.Figuarts竈門炭治郎(PR)」など
同メーカーから発売されている可動フィギュアを使えば
ジャンプオールスターズのようなドリームマッチが楽しめる♪

また「緋村剣心」は明治時代を舞台にしたキャラクターでもあるので、
和服姿の可動フィギュアとも相性が良い♪
⇒「S.H.Figuarts志村けんのバカ殿様」についての詳細はこちら
可動フィギュアを使ってあなただけの遊び方を見つけよう!
「気になる」ところ
鞘の穴が気になる

鞘には腰帯に装着するためのダボ穴が空いているが、
「双龍閃」を再現する時など意外とこの穴が気になった。腰帯のダボもしかり。
この製品を触ってみて個人的に思ったことなので
気にならない人はとことん気にならないポイントではある。
手首の関節が隠れ気味

手首の関節(肌)が奥まで入っているため、関節が隠れがち。
関節が隠れるだけなら見た目も良くなるし全然問題ないと思われがちだが…
目視で曲げる方向が確認しづらい。
あらぬ方向へ曲げないよう取り扱いには気を付けたい。
最後は個人的な評価で総括しますよ~
個人的な評価

造形:★★★★
令和のヒテンミツルギスタイル度:★★★★★★★★★★
可動域:★★★
見た目はあまり動きそうにない可動フィギュアだが、
可動箇所が多く、遊ぶ時のストレスを感じにくかった。
緋村剣心(和装)専用に調節された関節の恩恵なのかもしれない。

また、フィギュア単独で自立させやすい構造や
豊富な差し替え顔パーツも評価ポイント!
もともと和装は可動フィギュアには向かないデザイン。
各部に工夫がみられ個人的には好感触な製品。

「るろうに剣心」ファンはもちろんのこと
価格も製品内容のわりにリーズナブルですし、
見た目(袴や腕の分割線)が気にならない人へ十分オススメできる製品です♪
S.H.Figuarts「斎藤一(PR)」「四乃森蒼紫(PR)」の発売も楽しみですね。
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以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~