この記事ではバンダイスピリッツ製
「S.H.Figuarts キュアドリーム -Precure Character Designer’s Edition-
(Yes!プリキュア5GoGo!)」可動フィギュアを簡単にレビューします。
(※当記事で取り扱うのは”PCDE版”です。旧版ではありません。)
- 「キュアドリーム-PDCE-」のレビューを見て購入を判断したいぜ!
- 「Precure Character Designer’s Edition」って何?
- このフィギュアの”良いところ”と”気になるところ”を正直に教えて!
といった方のお悩みを解決するための記事です。
【2024年下半期】
♪あそぶねこ!的「買ってよかったホビー第2位」製品♪
どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
「S.H.Figuarts キュアドリーム-PCDE-」のレビュー
製品仕様
『Yes!プリキュア5GoGo!』より「キュアドリーム」が
キャラクターデザイナーの描き下ろしイラストを基にリニューアル!
【製品仕様】
●メーカー価格:9,900円 (税込) ●メーカー:バンダイスピリッツ
●発売日:2024年10月26日 ●材質:PVC、ABS製
●スケール(大きさ):ノンスケール 約135mm
-Precure Character Designer’s Edition-ってなに?
読み方は「プリキュアキャラクターデザイナーズエディション」。
過去に発売された「S.H.Figuartsプリキュアシリーズ」を
キャラクターデザイナーの描き下ろしイラストを基にリニューアルしたもの。
日々培われたフィギュアの製造技術により製品クオリティが向上している。
キュアドリームはシリーズ第1弾にあたる。
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まずはフィギュアの見どころをご紹介~
プレビュー
交換用表情パーツは4種類。(※デフォルト含めると5種類)
どれもキュアドリーム(夢原のぞみ)のキャライメージにあった表情で再現度が高い。
アニメキャラクターを立体化した時の宿命でもある
目が大きくて”怖い”印象を受ける人は少数いると思います。
(写真ではクッキリ写ってしまうので余計に気になってしまうかも?)
全ての交換用表情パーツには
両耳にピンクのメタリック塗装があります。
手が込んでて地味にスゴイ要素。
可動フィギュアらしく後頭部の軸を中心に「長髪」が可動。
上の画像では該当箇所が拡大されているため余計に目立ちますが、
実物は見た目ほどの違和感は感じにくい仕上がりですよ。
⇒「長髪の可動域」についての詳細はこちら
輪になっている両側の髪は可動しない。
可動しそうな見た目ですが、変に曲げてしまわないよう気を付けよう。
黄色いリボンとメタリック塗装の花がキレイです♪
キュアドリームが使用するアイテム「クリスタル・フルーレ」。
剣先(ブレード)は先端にいくにつれ色の濃度が濃くなっていたり、
装飾の造形や塗装など小さいのに良く出来ている印象を受けました。
コレはぜひ実物を見ていただきたい。
ダボ穴などもあいていないので、
大きささえあえば他の可動フィギュアへ流用が可能です。
専用の手首パーツ(左右)が付属しているので
クリスタル・フルーレを持たせたい場合は差し替えましょう。
⇒「差し替え手首パーツ」についての詳細はこちら
筆者が実物をさわってみた感じフルーレは取れやすいです。
反面、フルーレを持たせやすくもあるため一長一短といったところ。
!サーベル部だけ取り外せる仕様だったなら
再現できる劇中シーンが増えてなお良かったかも。
ポージング中のフルーレ落下の可能性は頭に入れておきましょう~
付属の台座はS.H.Figuartsでよくあるシリーズ………ではなく!
キャラクターデザイナーの描き下ろしイラストが基になった
-Precure Character Designer’s Edition-仕様♪
ハート型の台座で”表面にキュアドリームのイラスト”が。
ある程度の耐久性がありますが、
フィギュアの靴底でイラストを削ってしまわないよう取り扱いに注意。
セブンネットショッピング限定ライスシャワーの時も思ったんですが、
特別仕様のS.H.Figuarts台座って絵柄が削れちゃうので
裏側に印刷じゃダメなんだろうか…?(※個人的な素人の感想です。
白のスカートが別パーツ化されているため
「腰のひねり」が大きく可動しそうに見えます…が、
実際のところはかなり胸部だよりの構造になっています。
(※腰自体も可動しますが、ミシミシ音がするのでひねりすぎ注意)
”「腰」そのものをひねって動かす”イメージではなく、
”「胸部の下」をひねって動かす”イメージが正解。
ひざの可動域が広いので、単体で”ひざ立ち”が可能です。
脚の可動域については後述しますね。
⇒「足の可動域」についての詳細はこちら
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続いては「可動域」をみていきましょう~
可動域
※画像内の「緑丸」はおおよその”可動軸の位置”を示しています。
「長髪」は中央のパーツごと大きく可動します。
左右には別パーツの髪が残ります。
首…というよりも、実際に動くのは「頭部」ですね。
丸型ダンベルのような軸が入っていて、上方向に大きく可動します。
見た目以上に大きく可動するので、
上を見上げすぎてしまうと………
画像のような感じに頭部がもげてしまいます。
破損の可能性は低い仕様になっていますが
曲げすぎには気を付けましょう!
「胸」には軸が入っています。内部の軸は上側は固定、下側が球体。
(下側…つまり胸部下側のみ可動する仕組み)
胸部はこの製品の”腰のひねり”可動に大きく関わる重要ポイントです。
「肩」は一見動きそうに見えますが、意外や意外可動域は小さい。
腕を真上に上げたり、
スカートより下位置へ下げることはできません。
「腕」は肌と服の境目が別パーツ。360度回転が可能。
融通が利くのでポージング中のストレスが少なくなる親切仕様です。
「ひじ」は人型では十分な可動域が確保されています。
反対方向には曲がらない仕様です。
欲を言うならば、もうちょっと”ひじを折りたたむ”ことができたら
作中のフルーレ持ちポーズを完全再現できたのに。スゲー惜しい!
⇒「フルーレ持ち」についての詳細はこちら
「手首」はまわりに干渉するものがなく可動域も大きめ。
欲を言うならば、”オーバー気味に手首が可動”できたら
作中のフルーレ持ちポーズがほぼ再現できたのに。スゲー惜しい!
⇒「ポーズ再現」についての詳細はこちら
「股関節」はスカートが干渉。ある程度可動域が制限されます。
”なぜ軟質素材を使用しなかったんだろう?”
…と勝手に考察してみた結果、
広がったスカートの再現性を重視したのかもしれない。
(※注:個人的な感想です。
スパッツと肌の境目でそれぞれ別パーツ化されているので、
360度回転が可能です。
こちらも腕の回転と同様に
ポージング中のストレスが少なくなる親切仕様ですが、
回転させすぎると太ももの形状が崩れます。注意。
「ひざ」の可動域は人型としては大きすぎず小さすぎず、
いたって普通。単独でのひざ立ちがギリギリ可能な範囲です。
⇒「ひざ立ちポーズ」についての詳細はこちら
「足首」の可動域は約90度くらい。
普通なので特に語ることなし。
「つま先」はいつものS.H.Figuarts同様曲がる仕様です。
こちらも特に語ることなし。
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続いてはこの製品の「良いところ」
「気になるところ」をみていきましょう~
「良い」ところ
「ココ」も付いてくる
リニューアル版にはマスコットキャラクター「ココ」が用意されている。
可動する箇所は特にない。
旧版から3倍近くに価格が上がってしまったからか、
付属品のバリエーションが欲しかったからか、
理由はメーカーのみぞ知る…
でも、ファンからすれば嬉しいに決まってる。(※ココのぞ推しなら特に)
ココを台座へセットする場合は、台座のアームを空いたダボ穴へ差し込む。
なお、キュアドリームのアームと併用しなければならないので
もう1本ココ用のアームはこの製品には付属していない。
キュアドリームと並べてディスプレイしたい場合は
(PR)S.H.Figuarts用のアームを別途用意する必要がある。
やっぱり「ココ」がいるといないでは
雰囲気が違って見えますね♪可愛いので是非買いましょう!
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細やかなデザインと再現性
全体的に塗装は粗め。いつものS.H.Figuarts。
…だが、製造する側が特にめんどくさいであろう
「キュアモキャリー」「リボン」「花」など
変身衣装の細部までしっかりと造られている。
交換用手首パーツが充実
しかも一般的な普通の手首パーツじゃなくて、
キュアドリーム用に細かく塗装された手パーツ。それが左右各7種類も。
持ち運ぶ際はブリスターから手首パーツ一式だけ取り外せるので
遊ぶ時やポージング作業中のストレスが格段に減ります。
このあたりは本当にS.H.Figuartsあいかわらずネ申。
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「気になる」ところ
胴の合わせ目が見える
フィギュア製造で起こるパーツ同士の合わせ目を消す処理、
胴や足などはしっかり消されているのに、なぜか「胴」だけ見える。
(個体差の可能性も捨てきれないが、処理が甘い印象を受ける)
一応、腕などで合わせ目が隠れはするものの
プリキュアなので格闘シーンなど腕を上げるポーズ用途も多い。
名シーン再現でわずかに足りない可動域
劇中のシーンを完全再現するならば
フルーレと腕が一直線(同じ角度)になっている必要がある。
こういった”あと一歩、可動域が足りない”と思うことがこの製品には多い。
(原因:上の画像の場合、手首の可動域がわずかに足りない)
フルーレを持つ時は、
「ひじ」を閉じてこそ劇中シーンの完全再現になる。
…が、コチラも”あと一歩、可動域が足りない”!
ポージング中の肩や腰、脚の可動域も”あと一歩足りない”。
誤解なきよう言っておきたいのですが、
この製品は人型可動フィギュアとしては十分な可動域を持っているので
決して可動域が小さいわけではありません。ご理解くださいませ~
”ひっかけポイント”に気をつけよう
キャラクターデザイン上、毛先が”ひっかけポイント”になっている。
衣服などにひっかかって意図せず転倒させてしまった場合、
破損リスクが潜んでいることに注意したい。
また、「交換用表情パーツ」を差し替える時には
前髪パーツの左右の毛先が細い。耐久性も未知数。
変な箇所を持って作業しないように気を付けたいところ。
スパッツの処理どうした?
お尻とスパッツは絶景ですがスカートの中の処理がなんか変。
部品の兼ね合いで凸凹ができてしまうのは仕方ないとしても…
せめて「白色」じゃね?
白の背景にピンク色。
当然、彩度が高いスパッツのシルエットが目立つので違和感が出る。
しかも白いスカートは広がった形状になっているので
飾ってもわりと見えやすい箇所ときたものだ。。。
みんなのぷいきゅあを邪な目線で見ることは
控えたいところではあるが………うん、やっぱ変じゃね?
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最後は「個人的な評価」で締めくくりますよ~
個人的な評価
総合評価:やや満足
見た目:★★★★
リニューアルありがたや度:★★★★★★★★★★
可動域:★★★
ウケやすい絵柄になった「キュアドリーム」のデザインに
進化したS.H.Figuartsの技術を感じるリニューアル版!
実際手に取ってみたところ、遊びやすかったですし、
立体化が難しいプリキュア顔も違和感が少ないですし好感触♪
可動域に関してはシーンの完全再現などに
”あと一歩欲しい”と感じるところはあったものの
人型フィギュアとして遊ぶならば十分すぎる水準を備えています。
欲を言うならば、格闘スタイルのキャラクターなので
「腰」「肩」「脚」はもう少し動いてほしかったかなぁ~と思いました。
「クリスタル・フルーレ」がなかなか良い出来栄え♪
キューティーフィギュアがあんな感じだし、
S.H.Figuartsはキュアアンジュだけ発売されないし、
プリキュアのフィギュア展開がちょい渋で消極的な印象…!!
今後のプリキュアフィギュア展開を応援せねば!
~てな具合に未来への投資もかねて今回購入しました。
結果的には買って良かったと思いましたよ♪
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ご購入の参考にどうぞ~♪
以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~