まずは結論：大逃げでおなじみサイレンススズカのアクションフィギュア！
キャライメージにあった造形と腰回りの改善が高評価。
手に取りやすいお値段だが商品内容もシンプル。
この記事ではバンダイスピリッツ製
「S.H.Figuartsサイレンススズカ(ウマ娘)」フィギュアを簡単にレビューします。
これが…！私だけの景色…！！
- S.H.Figuartsサイレンススズカの購入を検討中なので、レビューを読んで判断したいぜ！
- S.H.Figuartsサイレンススズカの可動域が知りたいぜ！
- 欲しいけどまともな価格で買えない！再販はあるの？
…といった方のお悩みを解決するための記事です。しばしお付き合いを～
どうも、すわるねこ（@RunekoHB）です～
管理人の推しウマ娘サイレンススズカがついにアクションフィギュア化！
テンションは上がっていますが、推しキャラの概念は捨ててレビューしますよ～
この記事は実際に入手したフィギュアを撮影していますが、
個体によって差が出ますので注意しながら記事をご覧ください～
S.H.Figuartsサイレンススズカのレビュー
外箱（パッケージ）
ウマ娘プリティーダービーシリーズでは4体目の発売となるS.H.Figuarts。
パッケージの厚さは薄めになっていて、手に取りやすいサイズ感です。
白と緑でキャライメージが掴みやすいデザインになっていますね。
全身
どこまでいっても逃げてやる!!
…と筆者が例の名実況を思い出したところで、このフィギュアのレビューです。
スペちゃんの憧れの存在。
磨かれたスレンダーな体(色んな意味で)を生かし先頭を突っ走るサイレンススズカ！
白・緑・黄色が映える勝負服と、露出は控えめながらも綺麗なボディラインが特徴的。
寡黙ながらも凛として可憐な姿を見せる逃げウマ娘が見事に立体化です！
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まずは各表情パーツから見ていきましょう～
表情
※公式説明に表情パーツの名前が無いのでアルファベット表記にしています。
A顔（左：デフォルト）
パッケージからお目見えしている通常の顔。視線は右を向いています。
視線が右なのはパッケージにある元絵を再現してるのかもしれませんね。
ちなみに視線が正面を向いている別の表情パーツが同梱されているのでご安心を。
バンダイの公式ページにあるデコマスの表情とちょっと違うところは
”頬の赤らみがない”ことですね。
上の写真で見ると野暮ったい顔の印象に見えてしまうと思いますが、
実物を肉眼で見ると気にならないレベルです。
（スズカ推しの私が「コレジャナイ」って言わないので、ある程度信用していただけるかと）
頬染めが欲しい方は自分で塗ってデコマスのイメージに近づけるのもアリですね。
B顔（右）
ちょっと凛々しいお顔。レース中のイメージはこれですね。
前髪のおかげで眉毛はちょっと隠れるので、そんなにキツいイメージは受けませんよ。
C顔（左）
優しい笑顔をみせるスズカさん。目線が正面なのでどちらかと言えばこっちがデフォルト顔。
アニメ1期後半とか、トレーナーさんと仲良くなった後はこんな感じかもしれない。
欲を言えばあけた口はもう少し小さめにしてほしかったところ。かわいい。
D顔（右）
左の笑顔よりさらに微笑みかけるスズカさん。
シンプルすぎる印象なので、この表情には頬染めが欲しかったかもしれない。
E顔（コメくいてー顔）
ウマ娘可動フィギュアシリーズには恒例で収録されている「うまぴょい」曲中の顔。
何がスゴイって、バンダイスピリッツのS.H.Figuartsウマ娘
ライバルメーカーのfigmaウマ娘、どちらにもこの顔がずっと収録されている点！
それだけウマ娘を代表する顔パーツなのかもしませんね～
続いては可動域を見ていきましょう～
可動域を調べる
首
首(左右)の可動範囲はおよそ30～40度。
一見、なが～い横髪が干渉しそうに見えますが、
横髪は軟質素材でできているので柔らかく心配する必要はなし！
可動フィギュアらしく手に取って遊ぶことも考えられているので素晴らしいです♪
首(前後)の可動範囲はおよそ30～40度。
後頭部も軟質素材でできているものの、
わりと分厚くて固いのでムチャはできない。上向きは難しいと想定しておくと良いかも。
胸部
胸部(左右)の可動範囲はおよそ20～30度。
いつもの。人型のS.H.Figuartsでよくある可動域ですね。
※胸部は360度回転(ひねり)させることができます。
フィギュアーツに複雑なポーズをとらせる時に便利な可動域です。
胸部(前後)の可動範囲はおよそ40～50度。
特徴としては後ろに大きくのけ反ることができる点。
実はコレができる製品は良いウマ娘の可動フィギュアなのです♪
なぜかといいますと、
筆者はS.H.Figuartsライスシャワーも所持していますが
そちらは初期設計のウマ娘可動フィギュアだったこともあり
胸部から前後に反ることができませんでした。
つまり、ウマ娘特有のあの走るポーズが取れないのです。
ちなみに、この製品でウマ娘の走り方を再現しようとしたらコレが限界です。
（え！？コレが限界！？って思われた人は高望みしすぎです。
これでもかなり改善された部類なんですよ！）
この製品はスズカさんの首が上に向かないので
あの走り方を再現しようとしたら地面見ちゃうポーズになってしまうのです。
そこで、”首の反り”と”背中の反り”が
ウマ娘可動フィギュアにとってかなり重要になってくるわけですね。
しかし、見る角度によればかっこよく走っているポーズに見えるので
今後発売されるウマ娘の可動フィギュアでは
よりかっこよく走るポーズが取れる進化を期待しています！
（そのためには結局売れないといけないので、未来への投資だと思って買ってあげましょうね♪）
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腕
肩(上下)の可動範囲は約100～110度くらい。範囲は広め。
同封の説明書にも記載がされていますが肩の白い箇所が擦れる恐れがあるので
ポージングの際は肩の根本からゆっくり持ち上げましょう。
肩関節(ジョイント)ごとひねりを加えれば画像のように腕を上げることが可能です。
※ボタンが付いてる緑の箇所は360度回転(ひねり)が可能です。
手のポージングがとっても楽になります♪
ここがかなりフィギュアで遊ぶユーザー側の目線で考えられてるなぁと思った点。
細かい配慮が光る構造になっています。
ひじ(上下)の可動範囲は約90～120度くらい。
肘まわりはシンプルな構造なので干渉するものは何もないです。
ちなみに可動域を120度って記載してるのは逆関節方向にも曲がるからです。
需要は低そうなので上の画像ではわかりやすく90度くらいで撮影しています。
耳
耳はちょっとだけ表情を付けることができます。
この耳は取り外しが可能で、曲げる時はちょっとナナメにひねる感じ。
落ち込んだ時などの表情を付けるときは耳を下げてあげましょう～
腰
腰(前後)の可動範囲は約30～40度くらい。
腰(左右)は20～30度くらい。
付属品のアームは固定がしづらかったので画像は目安くらいでお考えください。
ウエストにシワが表現されているため衣装の造形もこだわられてるみたい。
ここがこのアクションフィギュアの褒めポイント！
スカートは前後パーツに分かれている二重構造。
ここにも軟質素材が採用されているようです。
アクションフィギュアなので、ふとももの可動域を広げるためには必要な事。
スカートの緑と黄色の線はわりと荒め。このあたりは個体差がでてきそうですね。
尻尾は専用関節を使わないセルフ組み立て方式。
可動域は大体前後左右に70度～90度くらいを想定してもらうとよろしいかと。
※パーツを直接繋ぐので動かしすぎて削ってしまわないよう
取り扱いに注意しましょう。
脚
股関節の前後の可動範囲は約90～100度くらい。
元々スカートが軟質素材を採用していて広めに設計されているので
頑張ればもうちょっと可動域を広げることができます。
ひざの前後の可動範囲は約90～95度くらい。
ひざまわりに干渉するものがないわりに意外と普通。
あ”ぁ～…スズカさんの美しい脚に挟まれてみたいものだ～
クンカクンカ！
じゃあ私が代わりにやってあげるよ！
ギリギリギリ…（※脚で首を絞め落とす音
こっ……!?
これが……ワイが見たかった景色ッ…!?（三途の川。
ちょっと各部に工夫と調整が必要ですが、ヒザ立ちがギリギリ可能です。
ここでも胸部の可動域が大いに役に立っています。
足首の前後の可動範囲は約90度くらい。
靴の金色が映えますね。
つま先の前後の可動範囲も約90度くらい。
走るポーズの時に使えそうですね。
靴裏にはウマ娘らしく「蹄鉄」がしっかり付いていて
ちゃんと塗装もされています。細かいですね～
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次は小物を見ていきましょう～
付属品
「S.H.Figuarts サイレンススズカ」には
- 交換用手首…左右各3種
- S.H.Figuarts用台座一式
以上の付属品が付いてきます。
価格が7,150円（税10%込）と
最近の版権モノ可動フィギュアにしては価格が抑えめなので、付属品もシンプル。
近年フィギュアの生産コストが上がっているため仕方ないかもしれませんね。
S.H.Figuartsライスシャワーと比較
所持している同シリーズのライスシャワーと比べてみました。
「身長差」もそうですが、「可動する箇所」に差があったり
「手足の長さ」がそもそも違ってたりと比べてみると発見がいっぱいありますね。
S.H.Figuartsライスシャワーのレビューは▼下のリンク▼からどうぞ！
最後に：個人的な評価 私が見たかった景色…♪
総合評価：満足
造形(見た目)：★★★★
まな板度：★★★★★
可動域の広さ：★★★★
筆者がスズカさん推しという概念は外してレビューしますね（笑。
【良かった点】
・かわいい…というより美しい。
・過去のS.H.Figuartsウマ娘シリーズと比較してパーツが取れにくくなった。
（※注：改善されているだけで、”取れない”というわけではない）
・スカートや前髪などに軟質素材を使用し、ポージング中のパーツ干渉が気になりにくい。
・塗装の品質が良い。白い衣装で塗料ハネの心配があったが見受けられない。(※個体差あり)
・フィギュアライト層にも手に取りやすい価格が良い♪
(コロナの影響等で製造コストが上がった時期の製品なので企業努力が見られる)
【気になった点】
・デコマスにあった”ほっぺたの赤らみ”塗装がなくなっている。
・基本となるデフォルト顔の正面の目線が用意されていない。顔パーツの種類が少ない。
・尻尾がお尻へ直繋ぎでポロポロ取れやすく、紛失や個体差が心配。
・アニメやゲームのウマ娘が本気を出す時の走り方が再現できない。
あの走り方は首関節が重要なので再現できずに肩透かしをくらう可能性がある。
（しかし、そうすると造形や設計を妥協しないといけなくなるため大変難しい。
「首を上に向ける」ことができるようになればベストかもしれない。）
今後の更なるS.H.Figuartsウマ娘シリーズの進化に期待したい♪
とはいえ、軟質素材を使用したスカートや髪など可動域への配慮が素晴らしく
腕まわりも緑の衣装部だけ回転させることができたりしてポージングが楽♪
フィギュアで遊ぶユーザーへの細かい配慮があるのもポイントが高いと思います！
十分に満足できる”完璧あとまで一歩”といった評価です。
(※生産コストが値上がりしているので価格にも企業努力が見える)
S.H.Figuartsサイレンススズカが気になった方はお早めにゲットしておきましょうね♪
(色々な意味で)スレンダーな体型のキャラクターなので、
上の画像のようなモデルのようなポーズがよく似合う♪
下から眺めるとより足の長さが際立ってかっこよく見えます。
スペちゃんも大満足しそうですね♪
言うまでもありませんが、
スズカファンのトレーナーやスペちゃんは脳死で買うレベルです。
筆者はもう1体買おうか検討してる最中です（笑。
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最後に恒例のパンツですが…
スズカさんのお尻はなかなか良い造形です!!
筆者の推しなのでもれなく画像に補正が入ります。申し訳ございません。
ゲーム内では確認が難しい部位でもあるので
是非実物をお手に取って堪能してくださいね！
ウマ娘フィギュア関連記事
同じウマ娘シリーズ、S.H.Figuartsライスシャワーのレビュー記事です。
比較の参考記事としてご活用ください。
同じウマ娘ですがfigmaメジロマックイーンは他社製なので
並べた時の違和感とか気になるもの。ぜひ参考にしてみてください。
プライズフィギュアのマチカネタンホイザ（学園制服）！
筆者がマチカネタンホイザ大好きなのでつい入手してしまいました。
ちなみにこのブログの主、
すわるねこ （@suwaruneko）は絵描いたりしてますので
自身のイラストサイトも運営しております！ご興味ありましたら是非～
