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【レビュー】「1/2 ハンドモデルR」スタジオソータ【カプセルトイ・ボックストイ】

4.5
モンスター・男性フィギュア

この記事ではスタジオソータ製カプセルトイ・ボックストイ
「ハンドモデル/R (ARTIST SUPPORT ITEM COLLABORATION)」
を簡単にレビューします。

  • 「ハンドモデル/R」のレビューを見て購入を判断したいぜ!
  • コトブキヤ版、カプセルトイ版、ボックストイ版に違いはあるの?
  • この製品の”評価”を正直に教えて!

…といった方のお悩みを解決するための記事です。

るねこ
るねこ

どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入した製品を撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~

スタジオソータ「ハンドモデルR」のレビュー

製品詳細

手の作画といえばこの人!アニメーター「加々美高浩」氏と、
ホビーメーカー「コトブキヤ」が制作したフィギュアを
さらにスタジオソータの手により、1/2スケール化した製品。

2025年1月28日より、
全国のガチャガチャ、ホビーショップで取り扱い開始。

・商品名:ARTIST SUPPORT ITEM COLLABORATION 1/2 ハンドモデル / R
・発売日:2025年1月28日以降順次発売
・価格:カプセルトイ 500円(税込) / ボックストイ 1,100円(税込)
・仕様:組立式 ・対象年齢 :15才以上 ・素材 :ABS
・サイズ:全長約105mm
・著作権表示:(C)加々美高浩 (C) KOTOBUKIYA

「カプセルトイ版」と「ボックストイ版」の違いって?

【カプセルトイ版】(入手方法:全国のガチャガチャ)
・本体の色 … GRAY、PALE ORANGE、WHITECLEAR
・付属品なし。

【ボックストイ版】(入手方法:スタジオソータストア)
・本体の色 … GRAY、PALE ORANGE
付属品あり。

「ホワイト」と「クリア」はカプセルトイ版のみ展開。
ボックストイ版は「付属品」が付く。販売方法により特徴が違います。

当レビューで扱う製品は「ボックストイ版」です。
カプセルトイ版と本体の仕様は同じなので、使用感の違いはありません。

ボックストイ版は2色セットの購入のみ。
各1,100円×2個=1セット2,200円

お金の消費をなるべくおさえたい人は、
本体のみを入手できる全国のガチャガチャを探すのも選択肢のひとつ。
(※ただし、取り扱い店舗を探すのがめんどくさい)

GRAY(グレー)の製品内容。
「PET製カード 5枚」と「コイン 2枚」が付属。

PALE ORANGE(パールオレンジ)の製品内容。
「スマートフォン」と「タブレットペン」が付属。

製品共通で透明色の「台座」が付いてくる。
台座はクリア色なので、本体のじゃまをしない見た目です。
組み立てについては後述しますね~


組み立てる前に覚えておきたいこと

外箱に「組み立て難易度」と「組み立て目安時間」
さらに「接着剤:不要」がご丁寧に記載されています。

筆者が実際に組み立ててみたところ、
使った時間は約30分程度でした。

組み立て難易度は表記ほど高くはないです。
実際はパーツの数が多めなだけ。ある程度パターン化されてます。
コツさえつかめばスイスイ作れます♪

組み立て手順については、後ほど後述しますね。

前もって準備しておきたい道具!
フィギュアとはいえ、プラモデルに近いのでランナーと繋がっています。
はさみではキレイにパーツを切り取れず、
本体の組み立て時に支障がでます。
可能なかぎり、ニッパーを用意することをおすすめします。


組み立て難易度はむずかしい?

画像は同封されている解説書。
組み立て手順が記載されているが、
一見するとパーツの数が多くてややこしく見えてしまう。

実際の基本構成はこんな感じ。…どうです?簡単にみえませんか?
・手のひら (※左右の2個可動)
・関節 (※5個)
・指 (※5本)
以上、おおまかな3パーツで構成されているだけ。

ようは、大半が指の可動パーツなので”多く見える”だけです。



画像左側。
指パーツには「番号」がふってあるので、
同じ数字どうしのパーツを組み合わせて指を作っていくだけ。

画像右側。
先ほど組み立てに「ニッパー」が必須といいましたが、まさにココ!
バリがあるとパーツ同士がひっかかり関節の可動へ影響します。
接着剤はいっさい使いませんが、
かならずランナーからパーツをキレイに切り離すことを意識しましょう。

ボックストイ版セットを組み立てて完成させた画像!
付属品はもちろんのことですが、
こちらに注目。破損用に「予備の関節パーツ」が各色1個付いてくる。

メーカーさんの偶然にせよ必然にせよ、
可動時に酷使するパーツであることは間違いないので
予備パーツを余分に付けてくれる気配りが大変ありがたい♪


「サイズ」と「可動域」はどのくらいある?

可動域

”常識の範囲内”でのお話ね。画像内の”緑の丸”が関節の位置。

グーで閉じたりチョキで複雑にしてみたりパーで開いてみたり、
人間が日常で行う手のポーズはおおよそ再現できます。

逆方向にも指を曲げることができます。
世の中には手が柔らかい人もいますもんね。

ただ、指の付け根に干渉する限界域があるので曲げすぎ破損注意!

手のひらは3つのパーツで構成されています。
画像内”ピンク色の丸”が「軸の位置」です。
その軸を中心に”緑色”で覆った箇所のパーツが動く仕組み。

さすがに、1/1サイズの「コトブキヤ版」と比較すると
指関節の構造や可動箇所が一部省略されていたりしますが、
カプセルトイとしてみれば十分すぎる可動域が備わっていますよ!



サイズ

製品サイズは全長約105mm
(※透明な台座を抜いた場合の全長)

日本国内における代表的な1/12サイズの可動フィギュアと比較してみました。
台座込みで並べると同じくらいのサイズ感で良い勝負!

ひとつの使用例として、画像右側のようなマ●ターハンドっぽい
クリーチャー的な表現や遊び方ができる製品でもあります♪

次は、遊戯王OCGカードと比較してみました。
カードの方がすこし大きいので、大人の手というよりは
子供の手ようなサイズ感に近いですね。

もし、理想とは違い、
より細やかな可動や大きい手をご所望でしたら
「コトブキヤ版」の購入の検討を視野にいれてみても良いかもしれません。


場所をとらずにラクラク可動♪視覚的に画力アップ?

それでは、
実際に「1/2スケール ハンドモデル/R」の使用例をご紹介。

むずかしいピースサインもこのとおり。
全長約105mmのコンパクトなサイズ♪
机の上に置くだけで、視覚的に手のイメージが掴みやすくなるぞ!

関節ごとに区切られているため、シワの位置も想像しやすい見た目。

手は平面表現なら絵を描ける人が多いかもしれないけど、
奥行きの表現が加わるだけで描写難易度はグッとあがってしまう。

そこで、視覚からの情報を加えることで描写難易度が下がるという仕組みだ!
手を描くのがニガテな人は、
お手軽に入手できるこの製品を見て「手の描写」に挑戦してみてほしい。

たとえば、ペイントソフト内のプラグインや3D機能を起動して配置、
そこからトレースするようなわずらわしい手間も省ける。

この製品を直接見て描き、時にはハンドモデルのポーズを変更する。
そして視覚と直感からくるイメージを掴む練習をすることで
最終的には「時短」と「画力向上」につながっていくぞ!
(※あくまで筆者個人の感想です)



特にボックストイ版購入の恩恵を感じるのが、
現代社会シーンにおけるスマホの持ち方
(※付属品のないカプセルトイ版は自前で用意するしかない)

こちらも視覚からくる正確なスマホの角度や
指のイメージがつかみやすく、シーン描写の頻度も高い。ありがたい。

意外と製品の色分けも重要。
画像のように付属品が良い感じに機能することもある。

なぜかハンドモデルを動かしているだけで
絵が上手になった気分になれる(マジで)。あとは自分の努力次第(笑。


なぜLRではなく「R」が2個付くのか?

ボックストイ版のパッケージを見て、
「ああ、そういうことね!」と勝手に納得してしまった。

いや、単純にLR(左右)セットで欲しくなるじゃん。
~っていう人がいるかもしれない。筆者も最初はそうでした(ボソ。

しかし、絵におこす時は脳内で反転させるだけでよい。
イメージトレーニングや参考資料として
じゅうぶんな役割を果たせると勝手に解釈しました!

あ!もし好評ならハンドモデルL版も1/2スケール化お願いします(ォィ。


個人的な評価

総合評価:満足

絵の参考資料:★★★★★
組み立て難易度:パッケージ表記ほどムズかしくない

可動域:★★★★

コトブキヤ版の購入を控えていた私にとって”買い”となった一品。
「価格」がお手頃。「実用性」がある。「場所」をとりにくい。
三拍子良いコトずくしな製品。ガチャガチャで入手できる手軽さも魅力的♪

街でみかけた時に1回ガチャガチャしても損はないくらいには
人に胸をはってオススメできる製品だ♪

あえて言うなら、
耐久度不明の問題と、組み立て時間や道具が必要なことだが、
そこはカプセルトイ。30分で完成する組み立ての手軽さがウリ。
絵描き休憩の気分転換にも使える!



…というのも、
コトブキヤ版は机の上に置くには「デカすぎる」と判断したせい。
無論、発売されたあとも製品自体には興味を持ち続けていた。

今回、スタジオソータさんによる「1/2スケール」での登場とあって、
情報を見てから速攻で予約!
まさに個人的ツボにぴったりハマった製品といったところだ。

同封のチラシ裏には加々美高浩氏ら関係者によるインタビューあり。
そこに述べられているとおり、各製品ごとに独自の長所がある。

この製品はカプセルトイサイズまで小さくしたぶん
可動する箇所が一部省略されている。

よりフィギュアとしての可動箇所の多さや大きさ、
本格的な資料としての目的を重視するなら「コトブキヤ版」を選ぼう。
「カプセルトイ版・ボックストイ版」は価格やお手軽さ面で優れています!
(もちろん、実用性も高いよ!)



るねこ
るねこ

以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~