
この記事ではメガハウス製 ART WORKS MONSTERS
「ブラックマジシャンガール(遊戯王)」フィギュアを簡単にレビューします。
■この製品は以下のような人にオススメ!
- ブラックマジシャンガールのフィギュア購入を検討している人
- 遊戯王のカードやアニメが大好きでグッズを収集している人
- AWM独自のアレンジ具合が気になっている人

どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって差が出ますので注意しながら記事をご覧ください~
メガハウス「AWMブラックマジシャンガール」フィギュアのレビュー
全身

!ケツは後述で細かく説明するぜ!



『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』より誰もが知ってる超人気女性モンスター
「ブラックマジシャンガール」がAWM仕様でフィギュア化!
”ART WORKS MONSTERS(アート・ワークス・モンスターズ)”は
既存のキャラクターにフィギュア用の造形アレンジを加えたシリーズ。
※原作のモンスターをそのまま再現したフィギュアではありません。
アレンジの原案はバンダイの「S.I.C.」超合金玩具シリーズや
仮面ライダーの玩具で有名な造形作家の安藤賢司氏、
フィニッシュデザイナー/イラストは
「メダロット」や「アニマギア」などで有名なイラストレーターのtyuga氏が担当。
民族衣装を模した新たな装いのブラックマジシャンガールが誕生した!
公式での価格は¥26,400円(税込)。
普段フィギュアを触らないデュエリスト達にとっては
購入するのにかなり勇気が必要な価格なので
このフィギュアが気になっている人は、ぜひ当記事を判断材料にしてってください(笑。
まずはフィギュアの見どころをご紹介~
プレビュー

このブラックマジシャンガールは
イラストレーターtyuga氏のイラストを元に立体化されたため
原作とは異なる姿になっています。明るく元気でかわいい表情ですね♪
ひらいた口の色は赤すぎず薄すぎず丁度良い感じ。

(※個人の感想です)
画像だけだと伝わりにくいですが、
実物はどの角度から見てもかわいく仕上がっています。
原作顔一択な遊戯王ファン以外の人なら案外受け入れやすい顔かも!
もし抵抗感を感じないなら”買い”でしょう♪

帽子のピンクの線はアレンジが効いてトゲトゲに。
服の青は基本的にツヤツヤした見た目で豪華に見えます。
逆にマット感が好きな人もいると思うので
このあたりは”個人の好み”によりますね。
じっくり見ると青い部分へピンク色の塗料がにじみ気味な製品ではあります。

このフィギュアを初見して一番最初に目を惹きつけやすい箇所が
クリア素材で透過する帽子のつば。
個人の好みによりますが、思ったほど違和感はなく清涼感を感じます。
帽子で隠れますが、頭部に分割線があります。処理は甘め。

クリア素材のつばの次に目が映るのは、帽子横の羽飾り!
製品説明文のとおり、どこか民族衣装を感じるデザインになっています。
下の細い紐は見た目が彩り良いぶん、
曲げると根本から折れてしまいそう感もあるので丁寧に取り扱いましょう!

杖の先端中央には「赤い玉」、末端には「黄色いクリア素材の玉」!
武器にもちゃんとアレンジが効いていますね。
杖と左手はまとめて1個のパーツになっていて外せません。
組み立て時には自分でフィギュア本体へ差し込む必要があります。

新品開封直後は左腕にピンが刺さっているので、
ピンを引っこ抜いたあとに手を差し込んであげましょう。

手の爪もちゃんと凹凸ではなく
ネイルのようなツヤツヤ感があるので手抜き感はありませんでした。

帽子をおさえる右手から受けるイメージは
子供っぽくというより、やや大人の女性らしい長めの指。

「腕あて」も金の模様が追加されたりして攻撃力高めなアレンジが効いています。

補助支柱は右ひざ下へ設置します。
長期で飾っておく場合は付けておいたほうが良いでしょう。

補助支柱が製品の中心位置へ来るので安定感がある。
支柱を転倒させて横の魔導陣をキズつけないように取り扱おう。

台座となる魔導陣。OCG名だと「黒の魔導陣」ですね。
いたる場所にハートがくっついています。
台座はフィギュアの真下に設置することになるので
エフェクトとハートが飛び出ていることを除けば、
横幅の設置場所に困ることは少なそうです。
(※全高は約225mmあるので、それなりに高さの確保は必要です(笑)

魔導陣の下はよ~く見ると神殿のような柱になっていたりして
台座ながら、なかなか芸が細かいです。
ハートは手触りサラサラで見た目がグミみたいです(※食べちゃダメよ!笑

フィギュア本体を台座へ固定する時は
足裏から”やや斜め”に差すと簡単に取り付けることができます。
もちろん長期で飾る場合は油断せずに補助支柱を付けておきましょう~

わりとしっかり造形されている魔導書。
ページの文字や五芒星などの表記があり覗いて楽しい仕様で手抜き感なし!
明言されていませんが、本は触った感じ軽いのでABS素材っぽいです。

魔導書の取り付けはハートの末端を台座へ差し込むのだが接続部が小さい!
そのぶん強度を上げるために、金属芯が採用されている。
多少の経年劣化なら問題はなさそうだ。(※ただしハート側の強度は不明)

両足の靴裏は平べったい造形で彫りはなし。
デザインのアレンジは比較的控えめで、金のラインが入っている。

原作ではシンプルだったマントやスカートもアレンジ!
青いスカートを触った感じはABS素材っぽい(?)のでわりと繊細。
不慮の転倒などで折ってしまわないように取り扱いに気を付けよう。
背中のマントやスカートはクリア素材のピンク色。
透けているぶんレオタードがよく見えてちょいセクシー感が出て良いです。

よ~く見ると後髪に隠れて緑の玉がある。
目が届きにくい部分もしっかり造られているので芸が細かい。

いよいよ下半身のプレビューでワクワク感が高まってきましたね(ぉぃ。
中央のスカートに加え、左右に伸びた長いスカートのアレンジ!
このあたりも明記がなくてわかんないですが、ABS素材っぽい(?)感じがあるため…

ブラックマジシャンガール本来のピッチリレオタード要素にくわえ、
実物を見た筆者が「あ!ココ計算されてるな!」と思った箇所。
モンスターながら全体的に肌色成分多めのフィギュアではありますが、
あえてチラッと腰から肌が見えてるのが良いですね♪
分かる人にはわかる。てか分かれ。(は?

ここまで色々とプレビューを見ると、読者も感じてくることと思いますが
どこから眺めても楽しくて素晴らしいフィギュアなのです♪
遊戯王好きな筆者もわりと厄介オタクなもので、
初見ではブラックマジシャンガールのアレンジ姿に抵抗を覚えた側でしたが
実物を見てそういった抵抗はすっかり吹き飛びました。
とにかく実物を一度見てほしい。

そして~…お待ちかねの尻!
「パンツ」ではなく「レオタード」です!
全年齢向けブログなので、あえて画像では伏せさせていただきますが、
見え方や造形の系統としてはMF製ブラックマジシャンガールに近いかも。
ちょっとエッぽさを感じる系なやつです。こだわって造られてますね~
とりあえず上の画像をみてピーンときた人は買いなさい(笑
個人的な評価

総合評価:やや満足
造形:★★★★★
結局BMGかわいい度:★★★★★★★★★★
お値段:★★
【良かった点】
・バンダイお抱えの作家さんが作り手側なだけあって
どの角度からでもしっかりした造形。そしてかわいい。そしてエッ!!
・アレンジが効いた姿だが、思ってたよりも全然良い。いや、マジで。
・負荷のかかる箇所には金属芯が備えられてあり強度がある。
・ツヤのあるレオタード衣装とクリアピンクのマントで見た目も綺麗。
・衣装の細部まで作り込まれている。裏地もしっかり造られてます。
・補助支柱で中心を支える。長期で飾る場合も安心♪
・レオタード派の人は大歓喜♪でも、パンツ派も全然買っていいと思うよ!
・魔導書の記述(プリント)など、芸が細かい箇所がある。
・台座にもこだわりがある。神殿っぽい柱など。

【気になる点】
・原作の姿ではない。全体的にアレンジが効いた姿なので人を選ぶ。
(※公式ライセンスを得た商品ではあるが、どこか”同人感”があるもしれない)
・明確な表記はないが、AWMシリーズ「銀河眼の時空竜」同様に
ABS(プラスチック)素材が多めな印象(特に衣装まわり)。
(※間違ってたらゴメンナサイ)
・ピンクの塗料がジワっている箇所が多い。
・フィギュア本体を台座へ取り付ける角度にクセがある。初見注意。
・魔導書パーツ末端の接続部(ハート側)がちょっと不安。
・解説書がオンラインのみなので不親切。いい意味でペーパーレス。
・メーカー価格が高く手が出しづらい。そのぶんクオリティも高いのだが…。

…で、このフィギュアを見てあらためて思ったのは
ブラックマジシャンガールのデザインって
本当に”ネ申”だな。
(アレンジが加わってもかわいいしえっちだし。究極の発明ですわ…)
「ART WORKS MONSTERS 遊戯王」はお高めのお値段で人を選ぶ製品。
ただ、造形(見た目)にこだわられている製品に間違いはないので
遊戯王で良い造形のフィギュアが欲しい人は
思い切って購入に踏み切るのも良いかもしれない♪
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当ブログでは遊戯王キャラクターフィギュアを多数レビューしています。
購入のご参考にどうぞ~♪

以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~