この記事ではSHIBUYA SCRAMBLE FIGURE製
「幻想の見習い魔導師(遊戯王)」フィギュアを簡単にレビューします。
- 「幻想の見習い魔導師」フィギュアのレビューを見て購入を判断したいぜ!
- このフィギュアの”良いところ”と”オススメポイント”を教えて!
- このフィギュアの”気になるところ”と”筆者の評価”を正直に教えて!
…といった方のお悩みを解決するための記事です。
どうも、るねこ(@RunekoHB)です~
この記事は実際に購入したフィギュアを撮影していますが、
個体によって多少差が出ることがあります。ご注意ください~
「幻想の見習い魔導師(遊戯王)」フィギュアのレビュー
全身
『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』より
「幻想の見習い魔導師」がファン待望のフィギュア化!
遊戯王OCGの25周年企画
”モンスターフィギュアコレクション”により立体化された製品。
人気モンスター「ブラック・マジシャン・ガール」の姿に似ているが、
「王の記憶編」に登場する少女マナの操る精霊がモデルらしい。(※不確定)
褐色肌好きにたまらないキャラクターとなっている!
サイズ … 高さ323mm×幅240mm×奥行188mm
仕様 … 1/7スケール
(※スケールとは?キャラクターに対するフィギュアの大きさのこと)
公式での価格は¥29,700(税込)。
近年の製造コスト上場による影響もありますが、
美少女1/7スケールフィギュアの区分で見ても平均より強気の価格設定。
こういった場合「価格に見合った製品なのか?」がレビューの焦点になりそうだ。
詳細は全て後述しますね。
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まずはフィギュアの見どころをご紹介~
プレビュー
この「幻想の見習い魔導師」は
遊戯王OCGのカードイラストを元に立体化されている。
台座のエフェクト効果もあり、まるでカードから飛び出したかのように
キャラクターの再現度が高いフィギュアになっています。
顔は目がハッキリとした印象で、口元が鼻に近い。
実物のOCGカードをお持ちの人はぜひ確認していただきたいのだが…
実は元イラストの口もこれくらいの位置にある。
(※ある意味、再現度バッチリ☆)
上の画像で顔に違和感を覚えた人も少なからずいるはずなので、
「万人向け」の顔ではないことは確認できる。
どちらかというと「遊戯王OCGファン向け」に特化した製品なのだろう。
帽子は別パーツ化していて、頭の形状に合わせて装着する。
取り付け用のダボはありません。
帽子の中にマグネットが入っているようですが磁力は微弱のようです。(※A)
フィギュア本体へ装着した後は帽子の落下に注意を払いながら取り扱おう。
(※A)2024年9月9日加筆修正…記事閲覧者様よりご指摘をいただきました。
当方の確認不足でしたので訂正いたします。ありがとうございます。
帽子のない頭部。
カードイラスト再現の都合上、左前髪がややカクついた造形になっている。
ただ、見た目上そこまで違和感はない。
⇒「帽子の有無」についての詳細はこちら
頭部を上からみた図。
前髪と後髪の境目にパーツによる分割線がある。わりと強めに。
帽子を被れば隠すことができる部位ではある。
装飾は塗り分けが細かい。
ゴールドのラインやメタリックレッドの小さな玉は特に一見の価値あり。
若干のにじみはあるものの、致命的な塗料飛びなど致命的なミスは見受けられない。
イヤリングや首輪など、小物もしっかり塗装されている。
メタリックグリーンが良いアクセントになっていて遠目でも映える。
「杖」は持ち手が分かれる形になっており、フィギュア本体へ持たせるタイプ。
パーツの分割線が気になるところだ。
手や指はいたって普通といった感じ。
右手側に杖を持たせるため、持ち手ぶんのスペースが確保されている。
杖を持たせてみると画像のような感じになる。
指によってある程度隠れはするものの、杖の分割線が気になる人もいるだろう。
⇒「エフェクト(台座)」についての詳細はこちら
「杖」真ん中の紅い玉はクリア素材。光に当てると発色してめっちゃキレイ。
杖の金色はツヤのあるメタリック塗装で高級感が演出されている。
フィギュアを固定するための台座。
ピンク色の煙を模した土台に、遊戯王ではおなじみの”黒の魔導陣”。
魔導陣の枠は虹色のグラデーション、文字の部分にはホログラムが見える。
どちらもギラギラとした感じはなく控えめに発色する。
台座に取り付ける煙のエフェクト。中心のダボ穴に接続する作業が必要。
見た目は先端に進むにつれ紫色のグラデーションが濃くなっている。
デコマス画像では透過率のあるクリア素材のイメージだったが、
製品版は高級感のあるパールのような見た目のエフェクトに変更。
ウチの個体はフィギュア本体との位置相性が良くないものを引いてしまった。
⇒「エフェクト干渉」についての詳細はこちら
先ほどのエフェクトパーツを差し込んだダボへフィギュア本体を接続する。
ストロークが短いように感じるが意外と安定する。
素材表には”鉄”と記載されているがダボに採用されているかは不明。
よってダボの耐久性も不明。(※耐久性の検証は多くの時間を必要とするので割愛します)
台座本体の重量は重い。
おそらく”鉄”が採用されているからだろう。
フィギュア本体とエフェクトパーツを丸ごと支えているが
見た目以上にしっかり安定する。重心はやや前方気味に負荷がかかっている感じ。
「スカート」はクリア素材。
透過率は高くないが、見た目に軽い印象を与えてくれる。
「靴(ブーツ)」も細かく金のライン塗装がある。
濃い紫⇒紫⇒ピンク色の順に靴の色が分かれていて細かい。
特にピンク色の部分はツヤツヤ感強め。
足から感じる華奢な少女感。
さすがは”魔法使い族”といった感じです。
「足」や「ふともも」は実写というよりも、漫画的な造形といった方が正しい。
実物からすっごく高橋和希絵っぽい仕上がりの印象を受けました。
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元カードイラストでは確認することができなかった背中。
普段隠れた箇所を確認できるのも立体物であるフィギュアならでは♪
腰横の金の帯といい、露出した肩まわりといい、
どことなく衣服にブラックマジシャンガールの面影を感じる。
シンプルな背中といった印象だが、腰のシワの造形にこだわりを感じる。
購入の決め手ポイントその1!
褐色肌やワキフェチの人にはたまらない美しいボディライン。
しっかり衣服の色が塗り分けされている点にも注目。
購入の決め手ポイントその2!
おっぱi…じゃなくて、衣服や装飾品の細やかな塗装。
わりとしっかり色々な角度から眺めたくなりますよ。
購入の決め手ポイントその3!
やっぱり覗きたくなるこの角度。尻肉の造形が大変良いものでした!
元々ハイレグがバッチリ見える服装なのにね。覗きたくなるね。不思議ね(ぉぃ。
…というわけで、ややお値段は張りますが
褐色肌やワキフェチな人に刺さりますし、
ブラックマジシャンガールが好きな人は購入しちゃいましょう♪
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続いてはこの製品の「良いところ」「気になるところ」を見ていこう。
「良い」ところ
「帽子」の有無を選べる
フィギュアならではの楽しみ方のひとつ。
こういった帽子が別パーツになっている場合、
頭部や帽子側にダボ(※接続するための突起や穴)が空いているフィギュアも多い。
この製品は頭部にダボが存在しておらず
どの角度から見ても景観を損なっていないため
帽子のありなしを好みで選べる!
ただし、帽子はマグネット式ですが磁力は微弱。
フィギュアごと移動させたり
誤ってひっかけてしまった時の落下破損など、取り扱いに配慮が必要です。
高額なフィギュアなので泣きをみないように気を付けよう!
あと帽子を外した場合、分割線についても頭に入れておく必要がある。
⇒「頭部の分割線」についての詳細はこちら
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「気になる」ところ
長髪の破損リスクが高め
幻想の見習い魔導師は左右両側に伸びる長髪が特徴的。
繊細な造形が映える反面、毛先の破損リスクが非常に高い。
(※解説書にも該当箇所の取り扱いの注意事項が記載されている)
後述するが、台座のエフェクトと干渉しがちなので
設置作業を行う前は頭に入れておきたい。
造形の良いフィギュアほど必ず出てくるあるあるなのである。
エフェクトが本体と干渉する
この製品の最大の不満点。(※個体差あり?)
ウチの個体は台座の煙エフェクトパーツが絶対に本体と干渉し
フィギュアの取り付け自体が難しくなっていた。
特に初回組み立て時には杖の位置と左腕の位置にエフェクトパーツがくるため
本当にコレで正解なのか疑ってしまったほど。不良品レベル。
(足裏のダボ穴も1方向のみなので取り付け方を間違っているわけではなさそうだ)
右手側「杖」の場合、”エフェクトパーツに前方向へ押される”感じになります。
これが正解。いやいや、なんでやねん。
「左腕」の場合、”手前にあるエフェクトパーツを奥へ無理矢理もっていく”感じになります。
これが正解。いやいや、フィギュアの形状変わってまうがな。
ひょっとしたら個体差もあるかもしれませんが……。
ウチの個体は上のような惨状だったので
組み立て中にずっと「なんでやねん」って言ってました。
例えるならフィギュア本体と台座による催し事に向けた打ち合わせが、
本番当日になって結局かみ合わずワヤクチャになったような感じ。
非常にもったいないッ!!これだけで大きく評価マイナス1です。
フィギュアの再現度やクオリティは大変素晴らしかったのにぃ。。。
⇒「再現度」についての詳細はこちら
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最後に「個人的な評価」で締めくくりですよ~
個人的な評価
総合評価:やや満足♪
造形:★★★★
ブラックマジシャンガールの派生型増えたね度:★★★★★★★★★★
品質:★★★★
台座との位置調整:不良品レベル
褐色肌好きにはたまらないフェチ詰め合わせフィギュア。
3万円近くする高額な1/7スケールフィギュアだが、
基本的なクオリティ面やカードイラストからの再現度などは価格相応に好感触♪
ただ、台座と本体の位置調整が上手くいっていない謎。…本当に同じ製品か?
正位置はもちろんのこと、カードイラストでは味わえない
”あらゆる角度で幻想の見習い魔導師を眺められる”恩恵は大きい。
冒頭でもお話したとおり、
キャラクターは「遊戯王顔」で表現されているので
万人受けするスケールフィギュアではない。
⇒「顔」についての詳細はこちら
遊戯王の「美少女フィギュア」ではあるが「モンスターフィギュア」でもある。
ブラックマジシャンガールが好きな人は購入に踏み切って良いクオリティ。
いや、鼠径部の造形スゴイな!!
ここまで読んでくれた人に幸せをおすそ分け(ぇ。
「鼠径部」とこの記事ではあえて写していない「尻肉」は一見の価値アリ。
気になっている方は是非実物でお確かめください。
ブラックマジシャンガール需要も高いフィギュアですので、
この製品が気になっている人はお早めに購入しましょうね♪
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当ブログでは遊戯王の人気女性モンスターや
”ブラックマジシャンガール”フィギュアを多数レビューしています。
そちらも要チェックですよ~♪
以上、るねこ(@RunekoHB)がレビューをお届けしました~